< 幼稚園へ、ようこそ! >

祈った甲斐がありました。

先週末の嵐とはうって変って、風もなく穏やかな日となりました。

お蔭さまで午前と午後と、入園式と進級式を無事に終える事が出来ました。

幼稚園へようこそ!

人生初の社会デビューの日です。

お家から出て、他の人たちがたくさんいる場所。

それも同じような子がわさわさといて、知らない大人がたくさんにこにこしている、ちょっと妙で、でも気に成る場所です。

今年度もいろいろなお友達がいるでしょう。

また新しい出会いに、こちらもドキドキです。

保護者の方々も幼稚園デビューですよ。

ママ友作りも楽じゃない?

たくさんのアンテナを張って、情報を得るのもいいですが、

まずは幼稚園からのお手紙を良く読んで、きちんと頭に入れて下さい。

本日の式にもいきなり朝からこんな電話がありました。

「おはようございます。ながつた幼稚園笠原です。」

「リボンって、どうやって付けるんですか?」

「・・・」

口が開いたまま塞がらない状態2秒。

こんなに時間があったのに、一度も制服を着ていなかったのでしょうか?????

ともかくにも、お母様方も毎日のように届く連絡物を確認し、忘れ物の無いように、そして期日のある物は遅れないように、幼稚園生活の流れを早く掴んで、毎日のリズムを整えて下さい。

明日から通園バスも始まります。

時間は大丈夫ですか!

5分前には立っていて下さいね。

でも明日は1日目なので、バスは少々時間を取るかもしれませんのでお待ちいただく場合がありますが、

必ず周りますので、待っていて下さい。

徒歩コースの方々は道路を上手に歩いて、玄関までいらして下さい。

元気よくご挨拶。

たくさんの先生でお出迎えします。

さあ、始めましょう。子どもたちの大きな1歩を大歓迎したいと思います。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 16:33

< 生命の神秘 >

昨晩は本当にもの凄い雨でしたね。

恩田川があと数時間で氾濫する所でした。

先ほどお山や池が心配で見に行きましたが、前日にゴミを拾っておいたので排水が機能し、溢れること無く無事でした。

オタマジャクシも元気そうです。

お山の中は雨の流れた後で落ち葉が山のようになっていましたが、倒木も無く、こちらも無事でした。

良かった、良かった。

そして冬越しをさせていた蝶の幼虫を覗いてみたら、

なんと動き出していました。

オオムラサキ1頭と、ゴマダラチョウ2頭。

ゴマダラチョウは3頭いたのですが、1頭は行方不明になっていたのです。

私としても初めての冬越しで、死んじゃったらどうしようと・・・・・、と心配でした。

あんな小さな体で、よく命が保たれているものです。

実に神秘としか言いようのない、不思議な命です。

早速新芽を吹き出したエノキの幼木に移した所、比較的大きな1頭はすぐに若葉を食べ始めました。

残る2頭もこれからだんだんと活発に動き出すでしょう。

何とか蝶になるまで、生き延びて欲しいです。

これからは子どもたちにも見てもらえます。

どちらも素晴らしい蝶ですから楽しみにいたしましょう。

そして今日のこの風。

もういい加減に治まって欲しいですが、これから寒冷前線も通るようですから、まだまだ天候が荒れるかもしれません。

今は渡り鳥たちの異動の時期。

彼らはこの風をうまく利用して北へ、南へ渡りをしますが、今日のような暴風雨は命取りです。

こんな日はよく海鳥が内陸まで運ばれて、瀕死の状態で見つかる事があります。

昨日はシロハラが私のすぐ近くで格別な美声を聞かせてくれました。

「逸子さん、さようなら。僕は北へ帰ります。冬の間ありがとう。

また今年の冬に戻って来ますよ。それまでお別れです。

逸子さんも元気でいて下さい。

キュロンキュロン、ツリリーーー、キュロンキュロンツウィー」

シロハラは繁殖地へ帰る前にさえずる事は知られていますが、なかなか姿を目撃出来ず、実際に鳴いている様子とその声を聞く事は難しい鳥です。

でも昨日は私との距離は2メートル。

ほぼ目線の横枝で、素晴らしい声を聞かせてくれました。

きっとこの風に乗って、北へ帰って行ったのでしょう。

本当に私にお別れを言ってくれたように感じました。

生命の神秘です。鳥たちと通じる事が出来る気がして来ました。

そして細い杉の木に巣を構えたハシボソカラス。

もう卵を抱いていますが、必死でお母さんがこの風から卵を守ります。

時々お父さんがお母さんにエサを運んで来ます。

口移しでエサをもらうと、フンをしに巣を離れます。

その時が最大のピンチ。

小枝を重ね合わせた巣はこの風で大きく左右へ振られています。

いつ巣が吹き飛ばされてもおかしくない状況。

カラスが好きな人はあまりいないかもしれませんが、

彼らもれっきとした野鳥で、毎日自然の脅威と戦っています。

早くこの風が止んで欲しい。どうかお母さん、絶えて下さい。

かわいい七つの子が巣立つのを、見守りたいのです。

お父さんも必死です。お母さんの周りを心配そうに飛び回り、時々ガーガーと励まします。

カラスの子育ては卵を抱くのはメスだけ。

子が産まれると、両方でエサを与えますが、巣を温めるのはメスだけです。

オスはこれからも防御が専門。

時には巣に近づく同じカラスや、ヒナを狙うタカと対決します。

命の神秘はどんな天候でも、どんな環境でも脈々と続いて行くのです。

みんなガンバレ!生きろ、命をつなげ!

ゴマダラチョウも、旅立ったシロハラも、卵を守るハシボソカラスも。

みんな生きて欲しい。

明日は入園式ですから、風も治まり、穏やかな日に成りますように。

人は祈る事しか出来ません。

 

 

< 準備はいいですか? >

いよいよ明日から子どもたちの幼稚園活動が始まります。

まずはお部屋を確認して、先生にお顔を見せて下さい。

忘れ物は無いですか?名前のチェックは済んでいますか?

明日お買い物をする方は、小銭をご用意下さい。

子どもたちは私服でいいですよ。

上履きは忘れずに!そのまま置いておきます。

とにかくもう一度荷物をチェックして下さい。各クラスはきれいに準備が整い、新しいお友達を迎える用意がバッチリです。

ちょっとドキドキですね。

明日は小学校の入学式に行って来ます。

卒園したお友達も今頃はドキドキしている事でしょう。

もう思い出せないくらい前の事ですが、

絶対一人しかいないだろうと意気揚々と背負ったあずき色のランドセルを自慢げに、入学式に臨んだ事を思い出します。

なんと同じ色の子がもう一人いたのが悔しくて、それ以降の事は全く記憶にありません。

その子、高校まで一緒になっちゃって、お互い歩み寄りも無く現在に至るな・・・・・。

確か彼女は風の噂で、ドイツ在住! 懐かしいかな。

では皆様をお待ちしています。

ちなみにカバンは要りませんよ!(みんな同じ色のね^^;)

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 19:02

< 歌舞伎座か・・・ >

30代後半は古典文化系をよく観覧していました。

歌舞伎や文楽など、オペラにも通いました。

半分眠くなりながらも日本の古典芸能に浸った物ですが、

アウトドアに傾いてからは、とんと出かけなくなってしまいました。

昨日の新歌舞伎座のこけら落としの話題に触れ、急にまた出かけたくなりましたが、

まあ、予約の仕方が面倒くさい。

歌舞伎界でも若い世代の人離れが問題になっていますが、

今の時代に往復はがきで予約する方法は、ちょっと敬遠されますよ!

まずは往復はがきを買いに行かなきゃならないし、

間違えないようにしっかり明記しないといけないし、

いまどきの若い人がこれをするかな?????

私は明日、往復はがきを買いに行こうと思いますが、郵送しても確実にチケットを取れるかはまだ分からないとの事です。

抽選なのです。

コンサートチケットなども抽選は抽選でしょうが、

もう少しやり方はありそうですよね。

とにもかくにも、日本の古典芸能もこれからの継承が大変な問題でしょう。

頑張って欲しいですが、時代の流れと共に、変革も必要でしょう。

ちなみに、中村堪九郎さんは退職したN先生に似てますね。

N先生はフェンシングの銀メダリストの太田雄貴さんにもそっくりでした。

「よっ、中村屋!」って掛け声かければ良かったな・・・・。

睨みを効かせてくれたかも!

あっそれは、市川家(成田屋)ね・・・・・・!

Filed under: 未分類,社会情勢 — itsuko 19:04

< 春雷かな・・・ >

久し振りに朝からそぼ降る雨ですね。

これから強くなり、局地的に雷が鳴る所もあるとか。

春雷ですね。

昔この名の邦画もありました。

寒い1日となりましたが、季節は確かに春に成っています。

(春雷や煙草の箱に駱駝の絵  横山きっこ作)

この雨でお山では竹の子が芽を出すでしょう。

既に5本ほど掘り出しました。なかなか美味しいです。

順番に先生方に持ち帰ってもらいますが、お母さんがお料理するようです。

天ぷら、美味でした。

これは自分で作りましたよ!

お池の土手にはゼンマイも出て来ました。

山の恵みも忙しくなって来ます。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:35

< 新年度への期待 >

平成25年度が始まりました。

日本では4月が新たなスタート時期ですから、環境が一新する方も多い事でしょう。

皆様はどんな朝を迎えていらっしゃるのでしょうか!

私は早起きをしました。

これは珍しい事ではありませんが、なんと新潟の水泳競技会から帰って来た連れ合いも一緒に起きて来たのです。

これは大変珍しい事です。

正に新たなスタートを切るべく、心を一新したのかと思いきや、

「目が覚めちゃった!」でした。

毎朝5時半に起床していた大会の1週間が、今日まで繋がったのでしょうか?

朝からこちらのリズムが狂っちゃいました。

でもこれは期待が持てるかもしれません。

きっといろいろな事を見直して、会社の経営、選手の育成にも心して当たってくれる事でしょう。

(今までもきっとそうしていたでしょうが・・・・・・?)

幼稚園でも25年度は新しい教職員を迎え、多様な人材で仕事を分け合い、協力しながら進みたいと思います。

私はそれぞれの先生方のガンバリに大いに期待しています。

いつも言っていますが、「情熱を持って事に当たり、どうしたらいいか考える」

一人一人の自覚と責任が、ながつた幼稚園の強みとなって子どもたちに伝わって行く事を信じています。

幼稚園の雰囲気を醸し出す先生方の笑顔と元気は正に宝物。

人を育てるのはいつの時代も人です。

個性と個性がぶつかりあって、相乗効果をもたらしましょう。

年間を通じての教育課程も見直し、時間を十分に取って日々の活動を大切に過ごし、

先生方も考える時間を作り、自分を引き上げて行くこと。

きっと出来ると期待しています。

その為の職場環境の整備、子どもたちがより良い育ちを享受出来る環境作りに力を注ぎたいと思います。

やれる事はまだまだあるはず。

しっかり考えて、情熱を持って(特に生き物とその環境に!)25年度も始めましょう。

今日は地元の神社でお祓いを受け、皆で心身を清めて来ました。

車輛もお祓いを受け安全運転に努めます。

先生のクラス配置は5日です。どうぞお楽しみに。

教材も準備をして忘れ物の無いようにチェックをして下さい。

教材は本日から購入出来ます。

必要な方はお越しください。

25年度から預かり保育の部屋が旧すみれ組となっております。

新入園児の方々は5日にデザインを一新した自由画帳をお渡しします。

入園式に向けて準備を進めましょう。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 15:02

< 春ですが, >

お山の桜が満開で、ヒヨドリたちが大騒ぎ

桜の蜜がお気に入り、仲間を誘って大騒ぎ

土手にはかわいいタチツボスミレ

薄紫がおちこちで、見てね、見てね と踊ってる

お池の中では黒いムニュムニュ動いてる

もうすぐ泳ぎの練習で、浅瀬にみんなで集まります

耳を澄ますとカッカッカッカッ! 何の声だ? と探します

そうそうこれは アマガエル

みんな賑やかになって来て、ときどき思い出したように鳴いてみる

きっと葉っぱの裏にへばりつき、じっとこちらを見ているぞ

小さな大物アマガエル。姿が見えたら菜種梅雨

黄緑、緑、赤色も

木々の新芽が萌黄出す。裸の枝に少しずつ、いろんな形の葉っぱたち

グググ と伸びたらこいのぼり、お山が一揆に立ち上る

春はいいですね、みんな生き生きしてる。

命が燃えています。小さな草木にも、姿なき生き物にも、全ての生命が動き出します。

でもこんな春でも心配事が二つあります。

一つはヤアマアカガエルのオアタマジャクシが1匹もいない事。

卵から2~3匹が孵ったのは見ているのですが、今は池の中にまったく姿が無いのです。

どうしたのでしょう。

落ち葉の下にもいないのです。

誰かに食べられたにしても、1匹もいないなんて!

ちょっと考えられません。

そして二つ目は、毎年の事ですが来年度の教員配置で勝手なうわさが巡っている事。

まだ今は平成24年度の送りだした子どもたちの最終事務(指導要録であったり、引き継ぎリスト)を整えています。

担任たちが次年度に心を巡らせるのはそれが済んでからです。

お別れ会等で担任に出会う際、余計な事で神経を使わせないで下さい。

もちろん次年度の配置は既に決まっています。

しかし担任の口からそれを皆様にお伝えする事はありません。

もし口外している先生がいたら、服務規程違反で懲戒処分の対象です。

余計な誘導尋問は控えて下さい。

どちらにしても4月5日には分かる事です。

小学校もそうでしょう!

どうか予想は個々人の心の中だけに留めて下さい。

どの先生も次年度のクラスや職務に期待し、抱負を持って過ごしています。

こちらもそんな先生方のやる気に答えられるように、職場環境を整えています。

どうか沈黙をお願いします。

春ですが、心配事も付きません。

 

 

< やっぱりAwayだった >

中東地域がアジアの枠に入れられているので、毎回毎回この試練を乗り切らなくてはなりませんが、

おおよその予想が昨日でワールドカップ行きが決まると思っていた所、

やっぱりアウェーイの試合でした。

寝付きの悪い試合となりました。

サッカーをあまりご覧にならない方にはどうでもいい話ですが、

なぜか日本は中東地域のAway 戦には弱い?(魔物が付いている)のです。

どこのチームもホームでは応援の戦力が違うのは当たり前ですが、

どうの日本は苦手意識があるようです。

私は特に、ドーハの悲劇がトラウマのように残っているので、中東地域国との試合は勝てる気がしません。

昨日も上手く行けば引き分けでキップを掴んで欲しいと思っていました。

後半の香川君のシュートも輝くこと無く観客に飲み込まれ、時間に切迫しながらイライラだけが過ぎて行きました。

結局1-2で負け。

6月の試合までおあずけです。

普段は先発に呼ばれない、新しい選手を使えた事は良かったですが、世界への道はまだまだ厳しそうです。

今度は切れ味のいいシュートを期待しましょう。

ホームですし!

そういえば、体中が固まっている今日この頃、おまけに腹筋が肉離れなんて、まったく情けないの一言ですが、

N先生がいい器具を貸してくれました。

座りながら腰のマッサージが出来る器具です。

保護者の方からプレゼントされたそうで、まあ、なんと羨ましい事でしょう!

感謝しないといけませんよ、N先生!

また貸してね^^。

私はいつもAway での仕事。ホーム(クラス)が無いのが弱みです・・・・・、トホホ。

時々自然クラブの子が助けてくれます。

Filed under: 世界,未分類 — itsuko 14:24

< お父さん、偉い! > 

22日に確認したツバメの1番手はなんと毎年幼稚園の玄関で繁殖をしているお父さん!のようです。

また巣作りを始めました。

立派な巣を作って、後からやって来るメスを待ちます。

やっぱりお父さんは偉いですね!

いざという時は頼りがいのあるオス。

いえいえ、男性!

人間界でもお父さんはやっぱり家族を支えます。

(のはずです^^;)

これから始まる子育てにもしっかりオスが参加するツバメ。

もちろん人間界でもお父さんの子育て参加は必須です。

なぜなら、

お母さんだけでは対応が同じになるところ、あやし方も遊び方も、叱り方も誉め方も違ったアプローチから子どもと接することで、それが子には刺激になり、好奇心になり、安心と信頼の基礎になるからです。

子育てに奮闘するあ母さんを手伝う意味はもちろんですが、

男性が本来持つ野生や闘争心、危険を感じる能力や判断力、生き方のダイナミックさを子どもに伝えるためにも、

子育てには是非参加して下さい。

鳥の中ではどちらか一方だけで子育てをする種がありますが、

我々人は、両親がその任を担うようにできている哺乳動物の1種ですから。

ツバメに負けるな、お父さん!

 

< 冬鳥への賛歌 >

今日は花曇り。絶好のお花見日和。

皆さんもお花見へ行かれた方が多かったのではないでしょうか!

私はあまのじゃくなので、素直にお花見には行かず、

毎年冬になると会いたい、会いたいと思っていて、会えずじまいだった鳥を求めて出かけてみました。

その途中見たのは、これ!

着いた場所は桜ではなく、堤防の一面がなのはなで覆われた畑。

ここであこがれの鳥に出会ったのです。

毎年越冬に来るフクロウの仲間。コミミズクは夕方からフワフワと飛び立ち、ネズミを見つけます。

いつものように動画から静止画へ移しているので写真がはっきりしませんが、確かに彼らはここで冬を暮らしている。

今日は3羽が姿を見せてくれました。

この地が誰にも荒らされないように、毎年毎年エサが捕れる場所でありますように、地元の方ともそんなお話をして帰って来ました。

日本で冬を越す鳥は数々いますが、どれも厳しい環境の中、何とか命を繋いでいます。

これから彼らは桜前線のの北上と共に、北の繁殖地を目指して帰って行きます。

どうか無事に目的地へ戻って欲しい。

逞しく、しかしひっそりと冬を日本で過ごす鳥たちへ、旅立ちのエールを送ります。

この日は上空でひばりが盛んにさえずり、ツバメも飛んでいました。

冬の鳥と、春一番の鳥が一緒に暮らす貴重な場所を大切にしないといけません。

 

私の帰りは同じ道。

夜のスカイツリーでしたが、暗かった^^;

冬鳥たち、バンザイ!

(お腹の痛みはどうやら腹筋の肉離れのようです!?

肉離れなんて、シンジラレナイ!)

 

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 23:16