< 夢 >

今日は久しぶりに年長さんの活動に付いて、

小学校へ行ってきました。

ながつた幼稚園では多くの幼稚園が主活動にしている鼓笛隊演奏の活動にはあまり積極的ではありませんが、

いつも幼小活動でお世話になっている小学校6年生の演奏がすばらしい!と言うので、

聞かせて(見せて)いただく事になりました。

私はかつてこの鼓笛隊指導の講習を受け、その時からドラムメジャー(指揮者)を置いての演奏に変えたので、

興味を持って行ってきました。

演奏はわざわざ授業時間を調整してくれたメンバーが、しっかりと準備をして体育館で待っていてくれました。

到着するなり正面に立つように言われた私は、

40名ほどが繰り広げる演奏に感動と共に卒園児の顔を探しました。

大きくなった彼女たちが誰だったかはっきりしない中、

最後に指揮者の女の子が挨拶をしてくれたら、なんとその子が卒園児で、

幼稚園の鼓笛隊の時、この指揮者に憧れて、ずっと夢に思っていたそうです。

それを6年生で勝ち取って、立派にやり遂げたのでした。

細い手足と、小柄な体から強い自信と責任感を醸し出し、実に素晴らしかったです。

こんな卒園生がいたのです。

今日の終礼ではこの演奏が素晴らしかった事と、

私たちが日頃接している小さな心にも、しっかりとそれぞれの思いが芽生え、多くの事を感じている事が改めて分かり、

その小さな心に全力で、真剣に向き合わなければいけない事を再認識するように、先生方に伝えました。

口に出して表現しない子どもたちですが、

どの活動が、いつの時にその子の心に夢となって影響を与えているか分かりません。

どんな場面でもこちらが一生懸命に接する事で、

ひとつ、ひとつ夢に繋がっているのです。

きっと明日からの鼓笛隊の練習にも熱が入るでしょう。

夢を持つ事、持ち続ける事は難しいですが、

でも何かを心に留める、また留められる環境がある事は 、子どもたちの成長に大きな役割を果たすはずです。

私の心も今日の夏空のように、すっきりとくっきりと晴れ渡りました。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:40

< 今日の仲間 >

梅雨空が戻ってきました。

九州地方はまた大雨に見舞われて、大変そうです。

地震も雷も火事も怖いけど、川の氾濫もとても恐怖ですね。

眼に映る光景がもうその恐怖を増幅させます。

大きな被害が出ないように祈るばかりです。

こちらも午後から本格的な雨になりました。

湿度も高く、梅雨も後半でしょうか。

さて、そんな沈んだ気分を変えてくれる仲間のご紹介です。

変えてくれるかは知りませんが・・・・・、

これはメダカをむさぼる、アメンボ。

お池にたくさんいます。今年は池を広げたせいか、とにかくたくさんいます。

そうそう本日、お池の掃除をしていたら、お散歩に来た年少さんの女の子に言われました。

「お仕事大変ね。」

・ ・ ・ 。

最近お池の周りにやって来た、ナツアカネの♂。真かっか!

これを捕まえたくて年少の男の子は奮闘していました。

カメムシの仲間?そして親子か???

真ん中のまだら模様がヨシノボリ、お魚です。

この方は清流にいますから、幼稚園のお池にはいません。

春に孵ったオオカマキリの赤ちゃん。これで10日程経っているでしょうか。

一丁前に構えてます。さすが、カマキリ!

じゃじゃーーーん、気持ち悪~~~い。

アシダカクモの親と卵。

お腹に抱える卵から子が孵ったら、どうなるのでしょう。

恐いよ~~~~。

蜘蛛の目は8つ。足も8本。つまりこの方々は昆虫ではない!って事です。

クモ類です。

でも害虫を食べてくれたり、鳥たちのエサになったり、大切な仲間です。

おしまい。

 

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:07

< 節電の夏 >

さて、7月になりました。

半夏生(ハンゲショウ)と呼びますが、「半分夏になる」、という意味だそうです。

昨日がその日でしたが、もう一つ別の意味があり、

それは、半化粧と書いて、この時期半分葉の色を白く変える植物の事。

どちらにしても、もう夏ですよ!という合図です。

今年も暑くなりそうです。

昨年節電に成功した私は、

今年もせっせと取り組む予定です。

もちろん幼稚園も活動に支障が起きない程度に、節電します。

どうぞご協力下さい。

今まで電力は使いたい放題ありました。

福島の原発事故で、私たちの使う電力がどこから来ていて、どうやって作られているか、

真剣に考えるように成りました。

費用も含めてです。

電気の買い取りが始まりましたが、その価格が決まった事で、消費電力料金が値上げされた事も事実です。

要は電気 料金に買い取る分の費用が上乗せされたのです。

先行投資して、自然エネルギー計画を普及させるのですが、

なんだかな・・・・・、です。

これからのエネルギー政策を決める国民会議?がこれから始まるそうですが、

どの辺の、どんな人たちが会議に参加するのか?????

8月末には政策方針を政府が決定するそうです。

宇宙から見ると煌々と輝いて見える日本列島。

どこもかしこも明る過ぎの所があります。

貯める事の出来ない電気ですから、適正に使いましょう。

皆さんも、ご自宅の電気の使い方を今年もまた考えて、工夫しましょう。

Filed under: こども環境管理士,社会情勢 — itsuko 15:31

< ああ 生レバー >

私は生の食材をあまり食べませんが、

(お刺身等、ユッケも。)

生レバーだけは食べられました。

私の口内炎を治してくれる、スタミナ源でした。

それが、昨日で食べられなくなっていたのです。

知ってはいましたが、食べそこなってしまいました。

ある一つのルール違反が、全体でしっかり、きちんとやっている多くの人たちが我慢を強いられます。

この問題以外にもこんな事は多くあります。

残念!

次に食べられるのはいつでしょうか?

それまで、口内炎は発症しないようにしなきゃ!

Filed under: 未分類 — itsuko 09:34

< 一休み? >

今日は引き渡し訓練にご協力いただき、ありがとうございました。

梅雨も一休みなのか、雨に悩まされる事も無く、

比較的早い時間にお迎えにいらしていただき、

子どもたちもうれしそうでした。

嘔吐・下痢の風が出ていますので、

週末はゆっくり体を休めて下さい。

もしお暇なら、明日からロードショーされるアメリカ映画、

「ビッグ・ボーイズ」幸せの鳥を探して!

というコメディタッチの映画鑑賞?

なんていかがでしょうか。

大人の映画ですが、こんな世界があったのか!

と驚かれるでしょう。

鳥好きの私は是非見たいと思います。

男の夢って!

何かに夢中になるって!

まあ、その辺の所を思って見て下されば・・・・・・。

どうぞよい週末を。

 

Filed under: 未分類 — itsuko 19:17

< 登録しました。 >

これはその登録証です。

公益財団法人日本鳥類保護連盟という組織が、

ひろく一般の方々に、野鳥の暮らしやすい環境維持を目的とした活動に、

認定書を出しています。

そこへながつた幼稚園を申請しました所、「適合」=認定 をもらいました。

幼稚園のお山やポカポカ広場は、生き物たちの暮らしやすい場所として評価され、

またその場所で、子どもたちが活動(=遊び)の出来る事が、認定されました。

「バードピア」と言います。

鳥たちのユートピア!って事でしょうか。

在来の植物が繁茂し、在来の生き物が生息する場所として、これからも管理していこうと思います。

ちなみにこの財団の機関誌に、今度ながつた幼稚園が紹介されます。

その時はまたお知らせしましょう。

この機関のホームページはブックマークに載せているので、どうぞ訪ねてみて下さい。

幼稚園が紹介されています。

さて、本日配布予定でした苦情を受けてのお手紙は、来週となりました。

また明日は5月に悪天候で出来なかった「引き渡し訓練」です。

お帰りは直接クラスまで迎えに来てもらう降園方法なので、

間違えないようにして下さい。

大きな自然災害の発生が取りざたされています。

子どもたちが幼稚園でその災害に見舞われたら、どのように対応するか。

私たちも、保護者の方も、一度シュミレーションしておきましょう。

どうぞご協力下さい。

明日は長津田プロジェクトは休館日です。

< ありがとう と ごめんなさい >

ありがとう。

いい言葉です。言うのも心温まるし、言われるともっと和み、うれしくなります。

そんな思いを子どもたちからたくさんもらいます。

グラウンドの桜には多くの方々から慰めの言葉をもらいましたが、

子どもたちからも励まされました。

この2枚は年長さんと、年少さんの男の子が描いてくれた絵です。

心のこもった絵に、元気付けられました。

本当にありがとう。

心を寄せる行為は哺乳動物が持つ最大の特徴の一つ。

ゾウもゴリラもパンダもクジラも、みんな相手(家族)を思いやります。

多くの事に「ありがとう」の言葉を持って接したい。と心掛けています。

さて、ごめんなさい。

こちらも大切な言葉。

イヤな事があっても、また言われても、

本当の「ごめんなさい」を言えば、言われれば、心は穏やかになるものです。

もちろんそこには自分自身の納得や反省が無いと意味がありませんが、

今日はまた2件の苦情をもらいました。

1件は文章で、1件はお電話で、それぞれ幼稚園が終わった後の事で、

そして保護者の方々への苦情です。

文章での件は明日手紙にして皆様へお配り致しますのでここでは触れません。

電話での件はここでお伝えしましょう。

一言、「ごめんなさい」「すみません」が言えれば、

解決していた問題かもしれません。

徒歩コースの方々が5,6人で幼稚園からの帰り際、

道幅いっぱいに広がり1,2名の方は自転車も引いていたそうです。

(幼稚園から出てセブンイレブンへ行くまでの間です。)

反対側から同じように自転車を引いて来た方が通れなかったので、

「こんなに広がって歩いたら通れないでしょう。迷惑ですよ。」

と声を掛けたそうです。

すると、「ごめんなさい。すみません。」の一言も無く、

ムスッとして道を空けたそうです。

いかがでしょうか。

お帰り時は皆さん一緒になりますので、お母さん同士もいろいろお話もあるでしょう。

しかし常々お願いしていますように、「歩道を広がって歩かない」

これは小学生でも知っています。

もし一時的にそのような状態になってしまっても、

「あっ、ごめんなさい。すみません。」の一言があれば、

その方も電話をしてこなかったでしょう。

その声は物腰のやさしい、少しお年を召した感じの女性の話し方でした。

思いあまって電話をしたそうです。

きちんとご自分の名も地域も名乗って下さいました。

「ごめんなさい」

私たちは一人で生きているわけではありませんので、どこかで誰かにその言動が迷惑やイヤな思いに繋がっているかもしれません。故意にではなくです。

故意にするとしたら、それは犯罪です。

でのその時、一言、「ごめんなさい」と言えれば、

多くの事は解決するのではないでしょうか。

まずは人に迷惑を掛けない。

次に一言、言葉を添える事です。

言葉を持つのは人間だけ。

何のために身に付けたのか、子どもたちに伝えるべきでしょう。

それが出来る一番の存在は親であり、それを見守る大人です。

 

Filed under: 未分類 — itsuko 16:58

< どうなるユーロ圏 > 

今ヨーロッパではサッカー選手権が行われていて、

今週は準決勝があります。

その勝ち残った4チームが世界中が頭を抱える

ユーロ貨幣の最大債務国3チーム(スペイン・イタリア・ポルトガル)と、

一人でそれらの国を支えるドイツチームとの一騎打ちです。

とりあえずギリシャはユーロに留まる選択をしても、

ドイツに4-1で完敗でした。

次の危ない国がこの3カ国、という訳です。

なんともバランスの悪い、またどちらの国民にも複雑な気持ちを抱えての、

大決戦です。

ご存知のように、ヨーロッパは南アメリカに並ぶサッカー大好き大陸。

特に成人男子の多くが熱狂的なファンのようです。

観客席を見ていると、まあ割腹の良い大男たちが顔をペインティングで飾り立て、

大声援を送っています。

仕事はどうなっているのでしょうか!

だから債務大国?って事なのかもしれません。

本来はバリバリ仕事をして、税金納めないとね。

ドイツ以外の3カ国はそれはそれはドイツを倒したいと思っているでしょうが、

このドイツの支援が無いと、国自体が回っていかない経済状態。

ドイツ国民は自分たちの税金で他国を支える自負があり、

これまた負けられません。

そしてドイツは強い。

何戦か夜も眠らず生中継を見ているのですが、

下馬評通り、ドイツは強い。

でもスペインも2010年ワールドカップ南アフリカ大会の優勝国。

自国の経済がパンク寸前を感じさせない迫力あり!

イタリアは鉄壁の守りを固めて、イケメン揃い。

ポルトガルはあのMVP選手(クリスチアナ・ロナウド)有する

古くからの強豪国。

4チームともおもしろいチームです。

しかしドイツが優勝するとヨーロッパはゲルマン民族に支配されちゃう雰囲気です。

経済も娯楽も!

メルケル首相も大のサッカー好き。

スポーツは政治とは別世界の話ですが、せめてサッカーでは超債務国の1国が巻き返しておかないと、

本当に国民がやる気をなくして、経済の立て直しどころではありません。

日本も先進国第1位の債務超過国。

国債を発行しても、いつ償還が止まるかもしれない綱渡り状態。

大丈夫でしょうか?????日本経済は。

国会も大変な事になっていますし・・・・・。

そんな表の重大事項を抱えながら、

ヨーロッパの国民はサッカー観戦に熱狂しています。

 

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 18:53

< 報告事項 >

①何だか肌寒い梅雨ですが、この気候のせいか

嘔吐・下痢症が流行っています。

年少組のクラスに多いようです。

どうぞ気を付けて下さい。水痘も出ています。

②玄関のツバメが2度目の抱卵に入りました。

今度は何羽のヒナを孵すでしょうか!

③お山のツバキの木には、ヒヨドリが巣を作り

子育てをしています。チーチーという小さな声が聞こえています。

巣立ちを子どもたちと一緒に見たいものですが・・・・・。

④年長の男の子では、my牛乳パックに虫を入れて持ってくる子が増えていますが、

今日はサシガメの仲間を持ってきました。

「ヨコヅナサシガメ」というカメムシで、この虫は刺しますから

注意して下さい。

見たからに悪さをするように感じられる虫です。

⑤骨折をしたり、骨にひびが入ってしまい、治療しているお友達がいます。

外での活動が出来ないので、職員室で遊んだり見学したりしていますが、

何だかやけに仲間意識が強くなり、「骨折組」なんて呼んで、結構楽しんでいるようです。(この時間を!)

普段出来ない制作をしたり、写真を見せたり、図鑑の解説をしたり、

私も骨折組のお世話に力が入っています。

しかし早く治って、元気に外で遊べるようにしましょうね。

 

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 19:16

< 特別天然記念物 >

文化財保護法下で文部科学省が認定するこの法律に定められている

トキとシマフクロウに関する記事が小さく新聞に載っていました。

どちらも鳥類の特別天然記念物です。

トキは一度は野生種が日本では絶滅しましたし、

シマフクロウは絶滅危惧ⅠA類に分類されています。

トキは今年初めて野生化でヒナが誕生した事は皆様もよくご存知かと思いますが、

そのトキの番3組のヒナ、合わせて8羽が無事に巣立ったようです。

良かったですね。復活ですからね。

これからまだまだ厳しい自然との戦いが続きますが、

元気に大空を羽ばたいて欲しいです。

そしてシマフクロウですが、

こちらも環境省の発表に因ると、

2羽のヒナが新たな取り組みをしている繁殖地で確認されたようです。

こちらも大変な努力による泥結果ですが、

こちらの情報はなぜあまり出てこないのでしょうか!

同じトキを管理する環境省の野生動物保護局なのに・・・、

それには少々訳があります。

実はシマフクロウはその保護を全て環境省が担っているわけでは無く、

ある宿泊施設が長年に渡って餌付けをしながら、

20羽近くのヒナを育てる1組の番を守っている状況があります。

これを環境省は「良し」としないのです。

なぜなら、餌付けをする事で野生本来の自然界で生きる術を身につけられない事。

そして、宿泊者に敢えてシマフクロウを見せる事で、営業利益を上げている、と解釈している事。

ここに野生動物の保護や繁殖に係わる考え方の最大の違いがあるのですが、

欧米ではどちらかと言うと、後者の接し方を「良し」としています。

なぜなら、絶滅危惧種を広く多くの人たちに理解してもらい、

実際に保護するには人から隔離してひっそり守るより、

実態をそして生態を見せる事で人々の心に訴える方が効果的と考えるのです。

そんな考え方の違いによって、ひっそりと保護されている動物は

日本には多くいます。(日本は固有種の宝庫なのでそれもまた大きな財産であり、問題も多いのです。)

もちろん、密猟したり、写真撮影の圧力を掛けて動物にストレスを与える人たちも実際には存在するので、

難しい所ですが、

トキの繁殖に地域住民が積極的に関わり、佐渡の人々は全員が双眼鏡を持って、

その成長や生態を見守っているという事実にも鑑みると、

果たして動物を囲って、囲って守るより、広く知らしめて保護したほうがいいと、

私も思っているところです。

どちらにしても、大切な仲間なので小さく報じられるこれらの記事も、

しっかりとチェックしたいと思っています。

これがその宿から見られる、シマフクロウ。

実際に見ると、その大きさや存在感は圧巻で、こんな貴重な動物を絶滅させてはいけない!

と自然に思います。

その鳴き声は大地に響き渡り、ヒナたちの親を呼ぶ声は野生動物その物でした。

一人で世話をするその宿の方には思わず、

「頑張って下さい。」とエールを送りたくなりました。

決して営利目的ではない、エサとなる魚の費用などは全て持ち出しです。

そこに宿泊する事で、少しでも保護の経費の足しにしてもらえばいいと思います。

いうまでも無く、20羽近くのヒナを野生に旅立たせているのに、

環境省からは何の補助も出ていません。

皆さまもほんの少し、野生動物の保護について考えて見て下さい。

 

 

 

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 18:06