< 雹だ!>

誕生日だというのに何たる天気!

ヒョウは漢字ではこうだ。(見出し)

凄まじい北西風が吹いたかと思うと、

直径7㎜ほどの雹がポンポン降って来た。

こんな天気になる事は予報が出ていたが、まるで熱帯地方の1日みたいだ。

気象変化は20分程で終わったが、5月の上旬だというのにスコール(竜巻が起こりそうな風付き)!

本当に気候変動が起きている事を実感します。

それにしても鳥たちはほんの直前まで枝先でエサをついばんでいたのに、

雨が落ちて来ると一斉に姿を消し、また上がるとすぐに現れた。

いったいどこで雨をしのぐのだろう???

ツバメはだいたい木に止まらない。

雨風が激しくても飛び続ける宿命だが、ピタッとみんないなくなった。

そしてまた現れた。

野生動物は不思議だ。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 15:52

< 5月6日 >

今日は日本のエネルギー政策の転換点になる、

歴史にきっと刻まれるだろう日だそうだ。

昭和45年に日本の原子力発電所が未来のエネルギー供給の星として稼働を始めてから42年。

まさかこんな日が来るとは誰も思わなかっただろう。

本日未明に唯一稼働していた泊原発が停止して、日本に52基ある原子力発電所の全てが機能を止めた。

戦後の高度成長を担うための希望のエネルギーが無くなって、

元に戻ったわけだ。

しかし、いつからこのアトムやウランのエネルギーを使いだしたのか・・・・・・・・・、

なんてちっとも実感を持たずに好きなように使って来たエネルギーについて、

私たちはとてつもない犠牲を払ってもう一度考え直す事になった。

それが今日のようだ。

奇しくも国全体のエネルギーの80%をコノエネルギーで賄うというフランスでは、次の大統領を選ぶ決選投票が今日、行われるという。

フランス国民も大きな選択を迫られているわけだ。

ここで選ばれる大統領によっては日本にも影響があるとか、無いとか?

そんな5月6日は日本では大型連休最終日。

ガソリン代が上がっても高速道路は渋滞してて、各地の催事場は賑わっていたようだ。

この連休は少々心配ごとがあってほぼ自宅で過ごしたが、

明日から子どもたちは元気に登園してくれるだろうか?

何だか自宅でタラタラしていると、仕事に行く気が失せてしまう。

戸外で体も心も違った運動や感動で満たされると、「また頑張るぞ!」という気分にもなろうが・・・・・・・・。

きっと子どもたちは楽しい経験をして明日は元気な声が聞ける事を期待しよう。

背中のスイッチを幼稚園側へパチン!と入れ替えて、今度は夏休みまでノンストップです。

もう一つ大事な事を忘れていました。

今日は私の誕生日でした。

今のところまだ誰からも「おめでとう!」なんて気の利いた言葉は言われていない。

この調子だと今年もこのまま終わるでしょう。

でも、キビタキとセンダイムシクイとエゾムシクイが遥々東南アジアから祝いにやって来て、素敵な声を聞かせてくれたので、良しとしましょう!

キビタキ(Ficedula? narcissina)

センダイムシクイ(Fhylloscopus?? coronatus)

Filed under: 社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 14:07

< 緊急連絡 >

昨日から「本日は引き渡し訓練です」とテストメールまで

流してお知らせしていましたが、

この引き渡し訓練がより効果的に意味を持つ訓練となる為には

皆さまの意識が欠かせません。

その1つに、車での来園をお断りしていますが、

大雨ともなると小さなお子さんを連れての移動がままならず、

訓練とは名ばかりになってしまう恐れがあり、

また「今日は車は禁止ですよ。」とお願いする職員に、

「こんな日にやらなくてもいいだろう!」とお叱りを受ける可能性も無きにしも非ず、

といろいろ思いを巡らせた結果、早朝より一斉メールにて中止のお知らせを致しました。

ましてや今日は風雨が強くなる予報が出ていて、午前5時の時点で神奈川県全域に大雨・強風注意報も発令されていたため、

そんな中、この訓練を強行する意味は無いと判断した次第です。

テストメールから一転、緊急の本メール発信となりましたが

皆さまにはきちんと対応して下さりご協力いただき、ありがとうございました。

幼稚園からの一斉メールが届かない方も若干名いらっしゃいますが、

個別に対応して全員の方の通信を整えたいと思います。

大地震予測がされている今、

確かな情報を一斉に、また同時に受ける事は非常に大切な手段となっています。

このページに毎日来て下さる皆様には何の問題もありませんが、

他人事に捉え、事にあたる意識が薄い方がいますと、なかなか伝わらないので

頭の痛い所です。

メールが入っていても開かない方にはお手紙で呼び掛けるしかないでしょうか。(迷惑メールがありますので注意は必要ですが!)

緊急時、それぞれがどうしたらよいのかは、

とにかくご家庭内で話し合っておきましょう。

幼稚園から一斉メールが発信されたら、それは緊急時ですから

速やかに内容を確認してください。

ご両親の対応が難しい時はお家の方も分かるように家族会議を開いておきましょう。

よろしくお願いいたします。

今回の引き渡し訓練はまた6月のどこかで実施したいと思います。

今晩から明日の掛けて本当に風雨が強まるそうですから、

連休を利用してどちらかへお出かけの方は十分に気を付けて下さい。

ましてや大きな交通事故も頻発しています。

巻き込まれないように周りの状況にも気を配って、

楽しい連休にして下さい。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 15:59

< 図鑑を開こう >

今年度の年中さんの月間絵本には年間を通じて楽しめるポケット図鑑が付いています。

今月から早速その図鑑を使う事にしました。

なんてったって、この図鑑が生きるとっておきの場所がながつた幼稚園にはあるのですから!

使わない手はありません!

「はる」をテーマに見つけてみよう!

図鑑に出てくるほぼ全ての写真が今のポカポカ広場では見られます。

そりゃ子どもたちも写真と見比べる事が出来て、楽しいはずです。

ちょっとお宝を見つけたら入れられるポケットも付いています。

年中さんはこの図鑑を持って、毎月お山や池を探検しましょう。

図鑑って、とても面白いです。世界を広げてくれる事間違いなし。

どうぞお家に有る図鑑も開いてみて下さい。

そして今日はこのお池の整備を始めてから初めて、カルガモのつがいが飛来しました。

私としては快挙です!

どうぞゆっくり休んで行って下さい。

そして今日は夏も近づく「八十八夜」です。

いつから数えて88夜?

はい、そうですね・・・・・・・・。

では明日は引き渡し訓練にご協力下さい。

< 今日の発見 >

春の連休をいかがお過ごしですか?

いつもは見られない朝のワイドショー番組なんぞを見ていたら、

小学生の人気モデルを目指す子どもたちの話をしていました。

小学3年生ぐらいから、今女の子向け雑誌で表紙を飾っているお人形さん見たいな顔をした(どの子もみんな同じ顔の!)モデルさんになりたいらしいが、

そんな事やっていていいのかな・・・・・・・?

かわいい女の子になりたい気持ちは分かりますが、

職業としている方々と同じ顔を作って、着飾って舞台に立って、

その後自分に何が残るんだろう?

ましてや小学校時代にしか出来ない経験や感覚・感性を、こんな商業ベースに乗っかってお化粧たっぷりの見たくれに、

お母さんたちはうれしいのだろうか?

本人がやりたい、又は将来本当のモデルになりたいからといって、数十万円掛けて10歳前後の子が力を注ぐにふさわしい目標なのだろうか?

大いに疑問を持ちながら、カメラを持って外に出ました。

そして本日見つけたいろいろです。

自然の中では一つとして同じ場面には出会わない楽しさに溢れています。

化粧なんかしなくても、みんなとてもきれいで美しい!

(私は化粧が必要ですが・・・・・・)

ツチイナゴ(バッタ科)

成虫で越冬し、出てきたようです。

オシャレにも、シクラメンの鉢で見つけました。

正面はこんな顔。虫だよね^^;

こちらはちょっと危険なカメムシ。

ヨコヅナサシガメ(サシガメ科) 刺すからサシガメです。

繁殖期は腹部の広がっている部分が真っ赤になるのです。

そしてお池のクロスジギンヤンマ。今年もこの連休中に5匹が羽化しました。

そして固まるオタマジャクシ。ずいぶん大きくなりました。

お山では、エビネ(ラン科エビネ属)の花が素晴らしい。今年は4株も花を付けましたね。

なんて可憐な花なんでしょう。

原産地は日本。花言葉は「誠実」

カタクリと並んで里山の代表野草ですが、最近はめっきり数を減らし、神奈川県下でも絶滅危惧種になっています。

小学生の女の子たちも、着飾ってお化粧して、一時は楽しいかもしれませんが、内から出てくる美しさを磨かないと本当のモデル業には付けないと思いますがね。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),社会情勢 — itsuko 15:32

< お弁当だ! >

頑張っています、子どもたち。

お父さんやお母さんから離れて食べる食事、お弁当。

「美味しいよ、全部食べようね。」

しかしこのお弁当が子どもたちの琴線に触れるのです。

お腹が満ちた後、湧いてくる思いは、お母さん。

「お母さんに会いたい。」

「もうお家に帰る。」

午前中は一生懸命先生のお話を聞いて気を張っていたのが、

お弁当を食べてやっぱりお家を思い出す。

「いいよ、いいよ、帰ろうね。」

「お弁当、美味しかったね?」

午後はゆっくり過ごしたい所ですが、なかなかそうはさせてくれません。

この繰り返しです。

だんだんとお家から離れて一人で出来るようになる。

そして楽しくなって来る。

子どもたちは頑張っています。

お母さんも少しずつ子離れをする時期ですね。

お弁当の歌を歌っています。

そしてお眠りで待ちます。

さあ、いただきまーーーす。

上手に開けて、

パクパクパク!

みんなとってもいい子ですね。

でもでも体も頭もいっぱい使いましたから、

今日はお家でゆっくり休んで下さい。

きっと疲れています。

夜突然、「ワーーーー」なんて叫ぶかもしれません。

でも毎日が大切です。

明日は給食。食べるかな・・・・・・・。

ではまた明日。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 14:01

< それいけ! 年少さん >

個人面談週間が終わり明日から1日教育です。

お弁当の準備はよろしいですか!

お母さんも張り切って美味しいお弁当を作って下さい。

お弁当の日はほうじ茶を用意しています。

今日は年少さんも外へ出て、どんな遊具があるのか見たり、使い方を聞いたり、

まずグラウンドへ出る道順も覚えなければなりません。

いろいろとやらなければなりませんよ。

・遊びスモックを着る。

・遊び帽子をかぶる。

・靴箱へ行く。

・上履きを入れて外の靴を持つ。

・廊下を歩いてグラウンドへの出口へ行く。

・靴を置いて履く。

・いざ、グラウンドへ!

慣れればあっという間にできる事も、最初はとても難しい。

でも外はとても楽しいし、体をいっぱい動かせる。

それいけ!年少さん。これからたくさん外で遊ぶぞ!

朝の遊び時間は一斉保育での集中力の源です。

お天気の日は外で、雨の日はホールでまずは自由に遊びましょう。

こちらはヒヤヒヤですが・・・・・・・!

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:43

< なぜ少年A >

また悪質な、大変無責任な交通事故が起きてしまいました。

18歳、少年A、他友達2名。

18歳は運転免許を取得できる年齢。

という事は、取得して車を運転した時点でその運転者に車の操作方法や道路交通法の順守など、全ての責任が負えると判断されての年齢である。

それなのにこの少年Aの認識や社会常識、道徳心はどこへ行ったのだろう。

この無謀な行動により、何の落ち度もない人々が命を落としている事をどう感じているのだろう。

この時点で被害者は日本国中に実名で報道され、自宅にもマスコミが押し掛け、親族や当事者にコメントを求められる。

日頃の様子まで調べられ、ガンガンと身辺が明かされる。

それなのに、なぜ事故を起こし、人の命を奪っているこの少年Aの名が明かされず、保護されるのか!

まだ未成年扱いならば、その未成年の管理監督責任のある親がマスコミに応じればよい。

免許も持たない少年Aがなぜ一晩中車を運転出来るのだろう。

誰の車なのだろう。その事を咎めたり止めたり、正したりしないのか!

よっぽどこちらの方が罪が重く、実名を証、最大の謝罪と共に少年にはこれからの人生で運転免許証は取得できないくらいの罰と覚悟を与えるべきだ。

京都の交差点に突っ込んだ男性も多くの人を巻き込んでしまい、一瞬のうちに人の命を奪ってしまった。

その中には初めて日本を訪れていたオーストラリア人のご夫婦がいたそうだ。

奥さんがこの事故に巻き込まれ、入院中と知りました。

大震災から1年。

少し落ち着いてきた日本に観光に来てくれた外国人が、あまりにも理不尽な事故にまき込まれたが、誰からも謝罪を受ける事も無く、いつ帰国できるかもわからず、毎日不安な日々を送っているのでしょう。

人災も突然やって来て、多くの場合普通に暮らしている人々が大きな被害を受ける。

しかし今の制度ではまず加害者の人権保護で被害者の人格は二の次だ。

何とも納得がいかないし、自分がどこかで被害にあったらどう成るのだろう、またどう思うのだろうと、ぶつける所の無い憤りを感じます。

命を奪われた小学生やお母さんの悔しさを思うと居たたまれません。

大けがを負った子どもたちの1日も早い回復を祈ります。

なんとかこの様な行動を取る子どもたち(敢えて少年Aを子どもとしましょう)を正せないのか。

やはり幼いころからの生活環境の充実や社会勉強の機会、心を養う自然との触れ合いや痛みを感じる生き物との係わり。

この様な場面を子どもたちには提供しなければならないとつくづく思うのです。

そして親の責任も重大である事も押さえておかなければなりません。

 

Filed under: 社会情勢 — itsuko 19:11

< 祝 トキ誕生 >

やはり鳥好きとしてはトキ誕生に触れて置かない訳にはいきません。

とりあえず、野生での孵化にお祝いしましょう。

なにせ日本の国では絶滅してしまった種が一応自然界で生まれたのですからすばらしい事ですし、そこには多くに人たちの情熱と国家予算が注ぎ込まれたのですから。

その方法には賛否両論・紆余曲折があり、研究者によっても野生復帰の考え方がいろいろある中で、担当者には相当なご苦労があった事でしょう。

でもその方々の、そして決して多くは無い費やした費用が少しだけ報われる事になります。

まだまだ巣立ちまで、そして成鳥になるまで長い時間を見守らないとこの一大プロジェクトの成果を判断できませんが、

しかしうれしい事です。

一度絶滅した種を蘇らせる事がいかに難しいかは、普段あまり野生動物に接していない人たちでも理解できるでしょう。

絶滅した理由は「乱獲」と「環境破壊」!

この二つは世界中の多くの絶滅種の共通項目です。

同じ特別天然記念物のアホウドリもとにかくその羽毛を取るための乱獲。

現在新繁殖地誘致プロジェクトが進行中。

こちらもいい成果が出てきています。

私はこれらのプロジェクトに実際に関わっている人の話を聞いた事がありますが、

一度数を減らしたり、ましてや絶滅してしまった種を元に戻すにはそこにかかる時間と人力と費用は計り知れない!と何度も言っていました。

つまり復帰させるのは難しい(ほぼ出来ないに等しい)という事です。

そうなる前に私たち人間が知恵と工夫と科学と愛情で野生動物を守らなければなりません。

と言うより、共に暮らす生き物に寛容であればいいのです。

そういう考え方の下地作りをしたいと思って、子どもたちに伝えています。

孵化が確認されたトキが無事に大空を舞うまで、どうぞ見守って下さい。

そして子どもたちにも是非伝えて欲しいです。

すぐ近くの田圃やお山で静かに暮らしている動物たちも私たちが気を付けて見つめて行かないと、知らないうちにいなくなる!

つまりその地域からは絶滅した!という事例はたくさんあります。

普段目にしている山や川、田圃や畑、海や湿地がいつまでもそのままであるように、願ってやみません。

おまけ:コアホウドリのあ・く・び!

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 18:18

< 穀雨 >

桜前線が北上し、ツバメが大空を舞っています。

でも気温はちょっと低く目で、寒い!

新しい環境での疲れと、この気温の変動で体調を崩す子も出ています。

インフルエンザの感染もあって心配です。

厚木市の小学校ではこの時期では珍しい、学級閉鎖をしている所があります。

新年度早々の閉鎖は、先生も気が気ではないでしょう。

年長さんにインフルエンザのお友達がいますから、

どうぞ皆様も気を付けて下さい。

そして週末はゆっくりと体と心を休めて下さい。

子どもだけではなく新しい出発をした方々みんな、精神面での疲れが出てきますから新緑を眺め、お気に入りの音楽でも聞いて、ゆっくりしましょうね。

週末は食物や穀物には恵みの雨。

これから田圃にも水が入り、ますます生命に溢れます。

そしていま梨の花が満開!

真っ白の小さな花が広々と幹をのばした枝先に咲き揃っています。

実りの秋には必要な春の雨、穀雨。

週末はそんなしっとりとした春を感じましょう。

昨日は我が家の守り神 「ニホンヤモリ」 君が

外灯の定位置に姿を現しました。

彼らも目覚めてこれから命を繋ぎます。

春の歌  作詞:野口雨情  作曲:草川 信

♪ 桜の花の咲く頃は うららうららと 日はうらら

ガラスの窓さえ みなうらら

学校の庭さえ みなうらら

♪ 河原でひばりの鳴く頃は うららうららと 日はうらら

乳牛舎の牛さえ みなうらら

鶏舎の鶏さえ みなうらら

♪ 畑に菜種の咲く頃は うららうららと 日はうらら

渚の砂さえ みなうらら

どなたの顔さえ みなうらら

うららうららとお昼ねもいいですね!

 

 

 

Filed under: 未分類 — itsuko 17:23