< 冬の仲間とホイットニー >
今年の冬は小鳥がいない!事はお伝えしましたが、
久し振りに冬の鳥たちを見つけました。
どの種も羽の色が一番きれいな時期なのに、
そしてまた実力派歌姫が逝ってしまいました。
死因はまだ明らかではありませんが、次々と若くして天国へ召されてしう。
彼女のCDは全部持っています。
夜な夜な聞いては悲しんでいるのです。
アカハラ(ツグミ科)
3月下旬にはいい声で鳴き始めます。
キュロンキュロン チリリ~~~ と木々の間をすり抜けるような澄んだ声です。
アオジ(ホオジロ科)
こちらも春にはチョッピーチョー、チチクリリーと
かわいらしい声で鳴きます。ちなみにこの写真は♀です。
モズ(モズ科)
鳥類界のロボコップ。
目の周りがそっくりでしょう。
こちらも春に向けてお相手探し。
そこでいろいろな鳥たちの鳴き真似をして、♀の気を引きます。
チュルチュルチチチチキュキュキュケキョ
チョチョチョチョヒーヨチョットコイ と鳴き真似上手。
最後はタシギ(シギ科)
この方はあまり鳴かない。冬に日本にやって来る完全な冬鳥。
長い嘴で地中の虫やミミズを捕まえる。
周りの枯れ葉や葦の切り株にそっくりなので、見つけるのが難しい。
見事なカモフラージュ。
多くの鳥たちは目が顔の横に付いているので左右の視界は広いが
垂直方向に難ありで、時々顔を上に向けて上空を警戒する。
何のために!
もちろん野生動物。毎日が生きるか死ぬかだ!
天敵の猛禽類を見張る訳です。
冬の仲間と記しましたが、上3種は冬でなくても見る事が出来ます。
留鳥といって、1年中日本に暮らしています。
四季によって暮らす場所が違いますが、
冬の方が見やすい!という事です。
ホイットニーを聞きながら、「日本の鳥」のDVDでも見る事にしましょう。
ホイットニー、素晴らしい歌をありがとう。
安らかに眠って下さい。