図らずも同じ日に歴史に刻まれる悲劇が起きてしまいました。
それは11日。
東日本大震災から半年、アメリカ同時多発テロから
10年。
多くのメディアが特集を組んで報じているので、
少なからず皆さんもどこかの場面で少しは思い出したり、考えたりしていることでしょう。
世界貿易センタービルで亡くなった方のDNA鑑定は10年経った今でも行われているそうです。
そして半年経った石巻市では、未だに仮設住宅にも入れず、電気・水道・ガスのライフラインが戻っていない、ほぼ全壊に近い自宅で毎日配給の食料を取りに行きながら生活している人が何百人もいるそうです。
一度起きてしまった出来事で、大きな苦難を強いられた人々の心や生活が元に戻るのは、計り知れない年月が必要な事が2つの大きな事件と災害からよくわかります。
私たち直接被害に遭わなかった者は、せめて記憶に留め、
次の災害を起こさないように、
また起きてしまった時の対策がスムーズに進むように、
心掛けないといけません。
それにしても、復旧・復興に向けての
行政の対応は本当に時間が掛かっているようですから、
とにかく早く、住居と生活環境を被災地の方々に提供して欲しいです。
義援金はどうなっているのでしょう。
各市区町村に分配されたはずです。
企業と協力して生活に必要な交通網整備や食料品の供給に
どんどん使えばいいのです。
まずは人々が落ち着ける環境を整えないと、不満ばかりが先に立って、
しっかりと未来を見つめた町作りをする大切な青写真が描けません。
大臣さんたちは高見から復興を語らず、実生活を直視して、対策を練って下さい。
私も些少ですが義援金を送りました。
困っている人たちに生かして欲しいのです。
「放射能が移った」なんて、間抜けな事を言うような人はもうどこかへやっちゃって、
どんどん前へ進んで行って下さい。
私たちはとにかく忘れず、記憶に残して行きましょう。
三浦半島には多くの活断層があり、東海沖地震もカウントダウンが始まっています。
明日は我が身になるかもしれません。
テロだって、どこで遭遇するか分かりません。
厳しい世の中です。
でもこんな世の中ですが、うれしい事もあるから生きて行けます。
退職した元先生から、結婚のお知らせが届きました。
とても素敵なウェディング衣装と穏やかな頬笑みで、
幸せそうなのが一目で分かりました。
新郎も優しそうです。
良かったです。T先生。おめでとうございます。
今度お祝いがてら、お食事しましょう。
おしまい!