< 卒業式 >

今日は小学校の修了証書授与式に出席してきました。久しぶりに小学校の卒業式に参列し、母校だったこともあって、とても懐かしく、自分の式を思い出しました。(あまり記憶にないのですが・・・・・・?)

{今、また地震です。本当にいつになったら治まるのでしょう。}

校歌もしっかり歌えたな、ホホ。

ながつた幼稚園の卒園生もたくさんいて、どの子も大きくなって、すっかり立派な少年・少女でした。面影がある子も無い子もいましたね。声変わりをしている男の子もいました。

自分の夢を語って証書をもらいましたが、みんなはっきりと夢を語っていました。私は6年生の時、自分の夢なんて考えていなかったな・・・・・・・・。

13歳か!これから何でもできるね。今、日本は大変な状況ですが、卒業生の未来は明るいと信じます。夢に向かって、大いにはばたいて欲しいです。

そういえば、「幼稚園の先生に成りたいです。」 って言った子はいなかったな・・・・・・・。

小学校の先生はいましたね。でも来年度の実習生には卒園生がいるんです。

新任で内定を出している来年度の先生の一人も、卒園生です。幼稚園の先生は小さい時から成る事が夢だった方がとても多いです。

現職のS先生もそうなんですよ!あっ、M先生も、W先生もでした!仲間が増えますね。うれしい事ですが、それに甘えずしっかりと資質を磨いて欲しいです。

別れの時。一つ一つを心に刻み、みんな大人になって行きますね。

Filed under: 未分類 — itsuko 19:19

< 卒園式 >

ほっとしました。本当に何事も無く卒園式を終える事が出来ました。良かったです。

簡略化した式となりましたが、とても立派で凛々しい、すばらしい年長さんでした。

みんな、おめでとう。この式はきっと深く記憶に刻まれる事でしょう。

多くの人が大災害に遭い、生活もままならない中で、このような卒園式を迎えられた事に感謝をしましょう。

でもこの節目の行事はきっとみんなの心に温かい気持ちを根付かせ、これからの小学校生活への基盤になってくれるでしょう。

たくさんの想い出と、たくさんの出会い、発見をありがとう。

大きく、たくましく、この日本を背負って立つ、魅力的な人になって下さい。生き物や自然に心を寄せる事の出来る、おおらかな人になって下さい。

そしてまたお顔を見せて下さい。

保護者の皆様、多くのご理解・ご協力を最後までありがとうございました。

このような状況下でも本当に励ましをいただき、卒園式を迎えられました。とてもうれしく、感謝いたします。

父母の会の役員の皆様にも大変お世話になりました。

Iさん、Kさん、やっぱり今度一杯やりましょう!2年間、ありがとうございました。

職員も皆帰路につきましたので、この辺で終わります。

卒園式は何年送っても、胸が熱くなり涙が出ます。

おしまい。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:30

< 声、木霊す。 >

大震災に伴い、2日間の休園措置を取りましたが、不安はまだまだ続きます。

しかし今日はとても感慨深く、胸が熱くなる思いを致しました。

たった2日間だけですが、子どもたちのいない園内は大変静かで、おまけに計画停電で真っ暗な園舎は心細く、さびしかったです。

そして本日の朝、園内に響く子どもたちの元気な声が、なんと、なんとうれしく、気持ちを奮い立たせてくれたことか!

夏休みや冬休みが終わった時は、感じたことがなかったような、不思議な感覚でした。

子どもの集う元気な声が、こんなに人を勇気づけ、安心させてくれるのか、改めて子どもたちの持つパワーを感じました。

普段は 「うるさーーーい!」 と叫びたくなる時がありますが、今日は本当に心が休まりました。

きっと被災地でも子どもたちの声や遊ぶ姿に(遊ぶ場所など無いのかもしれませんが)、元気をもらっている人も多い事でしょう。

明日は卒園式。

そんな子どもたちともお別れです。年長さん、いろいろな想い出をありがとう。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:07

< 少し落ち着いて! >

今、命がある事を喜んで下さい。

今、何不自由無く生活できている事を、有り難いと思って下さい。

計画停電が何ですか!ガソリン不足が何ですか!なぜ、トイレットぺーパーを買い占めるんですか!

一瞬にして、全ての財産を失った人々の事をちょっとでも想像してみて下さい。

出来ませんよね、私もです。家も車も衣類も生活用品も、私の場合は望遠鏡も、読み残している書籍も、全て、全部無くなった事を考えてみて下さい。ましてや家族の命が失われた事を思ってみて下さい。

実際にはそういう人が何万人も居るのです。

これが宮城県沖ではなく、相模湾で起きていた地震なら、私たちが被災者になっているのです。

放射線物質が飛び散っているようですが、だからどうすればいいのですか! 逃げれば事は済むのですか!

懸命に命を張って処理しようとしている人たちがいます。私たちは冷静に、政府の情報を信じて、粛々と毎日の生活を送るべきでしょう。

騒ぎ立てることなく、今出来る事を確実に冷静に、送りましょうよ。

もちろん不安はありますが、現場は必死で物資を調達し、緊迫した状況下でも懸命に生きようとしている人々がいるのです。

その方々を応援する唯一の方法は、私たち被災していない者が、冷静に淡々と毎日の生活を節約しながら送り、被災地の人々への後方支援をするべきではないでしょうか。  

Filed under: 未分類 — itsuko 23:43

< 混乱、不安 > 

本日は短時間での緊急連絡網による幼稚園活動の変更措置にご協力いただき、誠にありがとうございました。

連絡には多少の混乱もきたしましたが、無事に皆様に連絡が付きました。

教職員の出勤もままならぬ中、電力の状況も刻々と変わり、大きな余震も再度起きるとの予報もあり、子どもたちの安全と保護者の皆様の不安を最小限にするために、自宅待機の休園と致しました。

「連絡が遅いや、連絡網が繋がらない。」などのお叱りも受けましたが、被災されている方々の事を思いますと、今私たち一人一人が出来る事をしっかりと、秩序を持って行い、応援する事が大切だと考えます。

お仕事の関係で、明日からの手配が厳しい方もいらっしゃるかも知れませんが、なにとぞご理解の上、ご協力下さい。

私は心が折れそうです。

連日繰り返される各機関の報道に、とにかく大きなショックを受けております。被災地の方々がどれほどの痛みを持って、今を過ごされているかと思いますと、とにかく心がくじけそうですが、何とか自分を奮い立たせて私に何が出来るのか、何をするべきか、今置かれている立場をよく考え、次の手段を取ろうと思っています。

これからまだまだ身近なライフラインでも混乱や困難や不安が発生しそうです。

多くの交通機関もストップしています。

しかし、私たち一人一人落ち着いて、国民みんなで協力して、この大災害を乗り切りましょう。

海外の報道では「私たち日本国民の秩序だった行動が素晴らしい。」「本当に真の強い国民何だろう。」 とその資質を評価している国もあるようです。

底力を併せて、東北地方と私たちの生活を復興させましょう。

横浜市内の計画節電情報はブックマークにアドレスを追加しました。

Filed under: 未分類 — itsuko 23:15

< 無事です。 >

皆さん、無事ですか。家族とは連絡が取れていますか。

幼稚園は昨日午後7時40分に最後のお友達をお父さんに引き渡す事が出来ました。

昨日は通園バスの第2便までを運航し、その後長津田プロジェクトの活動の子と合わせて、大規模災害時の降園方法を取りました。

幼稚園に残っていた子どもたち全員と教職員全員、全て無事に昨日のうちに帰宅の途に付く事が出来ました。

電気が午後10時ごろ復旧したのに伴い、目視ですが園舎全体の状況を確認いたしましたが、建物等に特別な被害はありません。

室内でも倒壊した物などなく、地震前の状態を保っております。安心して下さい。

緑区周辺も落ち着きを取り戻し、日常生活が復帰しておりますので来週月曜日からまた平常通り幼稚園教育を行います。

インターネットも思うように通じず、イライラしましたが、本日12日午前中時点での報告を致します。

しかし、これからも大きな余震が予測されますので、どうぞ皆様、個々の所在を確認し、ご家族まとまって行動するように致しましょう。

また、携帯電話はすぐに繋がらなくなってしまいます。来週からの登園日に再度地震が発生した場合、規模によっては昨日のような大規模災害時の降園方法を取りますので、連絡が付かなくとも、とにかく幼稚園までいらして下さい。

子どもたちは最善の方法で保護者の皆様へ引き渡すまで、待機します。

落ち着いて行動しましょう。昨日、私たち教職員をねぎらって、多くの差し入れをしていただいた方々には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。大変勇気づけられました。

今後も防災用品など改めて確認し、準備しましょう。

Filed under: 未分類 — itsuko 09:34

< 春の一席、卒園茶会 >

何とも忙しくて、目の裏がガンガンしています。そんな中、昨日と本日で年長さんの卒園茶会を行いました。

お陰さまで大変和やかに、ゆっくりと開くことが出来ました。今年は多くの方々が茶道に触れた印象を、「大変楽しく趣があり、次にお茶会の機会があったらぜひ出てみたい」 と評価して下さいました。

子どもたちも、「大きくなったらまたやってみたい」とか、「家でお茶を点ててみんなに飲んでもらいたい」 など、日本文化に触れ、お行儀を見に付ける情操教育の貴重な時間と成ったようです。

良かったです。お母様方は足をよくマッサージしておきましょう。

2日間に渡って和服のご手配などしていただいた方々にも、いい思い出になった事でしょう。ありがとうございました。

その様子をどうぞ!

 

 

床の間(借りですが。)香合は「だいだい」です。

 

お菓子は早春=なのはなです。美味しかったです。会場はこんな感じ。

 

水屋をちらり!  毎回ご指導いただく先生方。

                                 

年中、年少さんも楽しみにしていて下さい。子どもたちにも、保護者の皆様にもいい経験に成るはずです。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 17:30

< 啓蟄、寒~~~い >

お陰さまで新入園児さん、在園児さんの来年度への事務手続き、連絡が全て終わりました。また引き続き子どもたちのより良い教育環境の維持に努めて行きたいと思います。お疲れさまでした、N先生! 

それにしても天候がジェットコースターのように変わり、体調管理も大変です。

昨日は啓蟄。

二十四節季の一つで、太陽の黄経が345度に成った時をいい、現行の太陽暦で3月6日頃をいいます。そしてこの頃は、冬ごもりをしていた虫たちが、穴から出てくることを言います。

でもこの寒さ!今日は5度だそうですよ。一度出てきた虫たちもまた戻っちゃいますね。 「アレ!? さむっ。」 って感じです。

インフルエンザのB型や嘔吐・下痢症など、まだまだ感染症も出ています。

そしてこの気候変動ですからくれぐれも風邪をひかないように、卒園式・終了式に備えて下さい。

そういえば昨年に続いて花粉症で目が赤く、しょぼしょぼした子が続々と職員室へやってきます。かわいそうですが、なんともしょうがないのでしょう。お山にもスギ・ヒノキがあり、今年も穂先が黄色に色づきたっぷりと花粉を排出していました。

花粉症の方々、ごめんなさい。 

これでもお山の入り口にあった大きなスギは伐採したんですよ。

どうぞご注意ください。

Filed under: 未分類 — itsuko 16:41

< はやぶさ、早い! >

鳥類のハヤブサも急降下する時の速度は鳥類界で一番なのですが、東北新幹線の新型車両 「はやぶさ」 は早い!並走するヘリコプターより早い、300?㌔で走るそうです。

すごいぞ、はやぶさ!

乗りたいな。ちょっとリッチなシートで新青森まで行き、そこから竜飛岬へ向かい、これから北海道を目指して津軽海峡を渡る鳥たちを見に行きたいな。

群れをなし、一斉に海原へ飛び出す。そこをハヤブサが狙う。そう、こちらは130㌔で急降下して足蹴りをする、ハヤブサ!

小鳥たちはこの襲撃から何とか体をかわす。そしていち早く沖へと加速する。北海道を旅立つ時も同じことが繰り返される。行きも怖いし、帰りも怖い。でもその生態が海を渡らせる。

こんなシーンをメタリックグリーンのはやぶさで見に行きたいです。 

どなたかご一緒しませんか!

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 23:14

< 贈り物 >

やはり3月は忙しい。いつも忙しいのだが、師走より次年度の準備や日々の事務処理で、頭がいくつあっても足りない気分だ。

そこへ舞い込む突発的な事件・事故。後回しには出来ない事ばかりで優先順位を付けながら、きちんとした初期判断・対応をしないといけない。

そんな日々が毎日のようにぐるぐる回って来るので、首も痛いし肩はコリコリ。おまけに持病の腰痛は最悪を極め、目はカラカラ、お肌はボロボロ。今、化粧水がきれて買いにも行っていない。

そんな中、「闇の光・こころのともしび」 とも言える、私を支えてくれる子どもたちからの、そして保護者の方からの贈り物がある。

今日は、この年度で退園してしまう子とお母さんとで一緒に作ったという素敵な、本当に心のこもった、柔らかい温かさを感じる折り紙の作品をいただいた。

2年間の成長への感謝と、3年間在籍できない寂しさが書かれていた。

有り難い。本当にうれしい。この仕事をやっていて、一番良かったと思う時だ。何かの役に立ったのであれば、こんなにうれしいことはない。

子どもとはこんな会話をした。

僕:「先生、自然クラブ作ってよ。コマクラブはあるのに、自然クラブもあっていいでしょう?」

私:「部長さんは誰にする。どんな事するの?」

僕:「じゃあ、部長は僕がやるよ。それで、お山で鳥や、虫を見つけたらすぐ報告して、写真を取って、絵を描いて、図鑑を見るんだ!」

私:「すばらしい!のった。先生はすぐ入会する。」

僕:「でも二人じゃな・・・・・。誰かいないかな・・・・・、自然クラブ入る子。」

今日、外へ出られず職員室にいた年長の二人がすかさず、

「私、はいる。」 「僕も入りたい。」

と言って寄って来た。その内一人の男の子は、時々、図鑑を見せてと、職員室へ来ていた子だ。

出だしは順調のようだ。部長もニンマリしていた。

3人とも年長さんで、この子たちとの会話は何についての話も楽しく、考えさせられる。一人前の会話を、真面目に、真剣にするので、こちらも半端な答えは出来ない。

こんな子どもたちとのやり取りが、仕事の重みをほぐしてくれる。

子どもは本当にすばらしい。

自分のお小遣いで写真用光沢紙を用意した子もいる。

私の写真をとても喜んで見てくれるのだ。自分の用意した光沢紙にプリントしてほしいと持ってきた。

この子の思いには、しっかりと答えてあげたいと思う。こんな仕事ならまったく苦にならない。

今日は年少さんの進級クラス発表の日。

幼稚園の生活を1年近く送り、友達の中でキラキラと輝くように成った年少さんも、年中・年長と学年をたどって、きっと今日のような大人の会話をする卒園の時が訪れる。

この子たちのとびきりの幼児期に、少しでも関われることが、

一番の自分への、贈り物なのかもしれない。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:57