< はやぶさ、早い! >

鳥類のハヤブサも急降下する時の速度は鳥類界で一番なのですが、東北新幹線の新型車両 「はやぶさ」 は早い!並走するヘリコプターより早い、300?㌔で走るそうです。

すごいぞ、はやぶさ!

乗りたいな。ちょっとリッチなシートで新青森まで行き、そこから竜飛岬へ向かい、これから北海道を目指して津軽海峡を渡る鳥たちを見に行きたいな。

群れをなし、一斉に海原へ飛び出す。そこをハヤブサが狙う。そう、こちらは130㌔で急降下して足蹴りをする、ハヤブサ!

小鳥たちはこの襲撃から何とか体をかわす。そしていち早く沖へと加速する。北海道を旅立つ時も同じことが繰り返される。行きも怖いし、帰りも怖い。でもその生態が海を渡らせる。

こんなシーンをメタリックグリーンのはやぶさで見に行きたいです。 

どなたかご一緒しませんか!

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 23:14

< 贈り物 >

やはり3月は忙しい。いつも忙しいのだが、師走より次年度の準備や日々の事務処理で、頭がいくつあっても足りない気分だ。

そこへ舞い込む突発的な事件・事故。後回しには出来ない事ばかりで優先順位を付けながら、きちんとした初期判断・対応をしないといけない。

そんな日々が毎日のようにぐるぐる回って来るので、首も痛いし肩はコリコリ。おまけに持病の腰痛は最悪を極め、目はカラカラ、お肌はボロボロ。今、化粧水がきれて買いにも行っていない。

そんな中、「闇の光・こころのともしび」 とも言える、私を支えてくれる子どもたちからの、そして保護者の方からの贈り物がある。

今日は、この年度で退園してしまう子とお母さんとで一緒に作ったという素敵な、本当に心のこもった、柔らかい温かさを感じる折り紙の作品をいただいた。

2年間の成長への感謝と、3年間在籍できない寂しさが書かれていた。

有り難い。本当にうれしい。この仕事をやっていて、一番良かったと思う時だ。何かの役に立ったのであれば、こんなにうれしいことはない。

子どもとはこんな会話をした。

僕:「先生、自然クラブ作ってよ。コマクラブはあるのに、自然クラブもあっていいでしょう?」

私:「部長さんは誰にする。どんな事するの?」

僕:「じゃあ、部長は僕がやるよ。それで、お山で鳥や、虫を見つけたらすぐ報告して、写真を取って、絵を描いて、図鑑を見るんだ!」

私:「すばらしい!のった。先生はすぐ入会する。」

僕:「でも二人じゃな・・・・・。誰かいないかな・・・・・、自然クラブ入る子。」

今日、外へ出られず職員室にいた年長の二人がすかさず、

「私、はいる。」 「僕も入りたい。」

と言って寄って来た。その内一人の男の子は、時々、図鑑を見せてと、職員室へ来ていた子だ。

出だしは順調のようだ。部長もニンマリしていた。

3人とも年長さんで、この子たちとの会話は何についての話も楽しく、考えさせられる。一人前の会話を、真面目に、真剣にするので、こちらも半端な答えは出来ない。

こんな子どもたちとのやり取りが、仕事の重みをほぐしてくれる。

子どもは本当にすばらしい。

自分のお小遣いで写真用光沢紙を用意した子もいる。

私の写真をとても喜んで見てくれるのだ。自分の用意した光沢紙にプリントしてほしいと持ってきた。

この子の思いには、しっかりと答えてあげたいと思う。こんな仕事ならまったく苦にならない。

今日は年少さんの進級クラス発表の日。

幼稚園の生活を1年近く送り、友達の中でキラキラと輝くように成った年少さんも、年中・年長と学年をたどって、きっと今日のような大人の会話をする卒園の時が訪れる。

この子たちのとびきりの幼児期に、少しでも関われることが、

一番の自分への、贈り物なのかもしれない。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:57

< 弥生、3月、ひなまつり >

今日は女の子のお祭り。健やかな成長はもちろん、伸び伸びとしたおおらかさと、気配りのできるやさしさと、いつも明るい愛嬌を見に付けて、輝く女性になって下さい。

今日はお弁当の時にカルピスを飲んで桃の節句気分を味わいました。そこで、

ちゃちゃ、んちゃちゃちゃちゃ、ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃー ちゃらちゃらちゃらちゃらちゃらちゃらちゃららん!

♪ 灯りを付けましょぼんぼりに・・・・・・・、

じゃなくて、もうひとつ 「ひな祭り」 という 素敵な動揺がありますので、そちらをご紹介しましょう。

 ひな祭り   作詞:林 柳波   作曲:平井 康三郎

♪  赤いもうせん  しきつめて

   おだいり様は  上の段

   金のびょうぶに  銀の台

♪  五人ばやしや  官女たち

   そろって並ぶ  下の段

   どれもきれいな  おひなさま

♪  あられ  ひしもち  お白酒

   ぼんぼりかざる  面白さ

   今日は三月  ひなまつり 

で、私はお白酒を飲むのでした。ふーー、おしまい!

Filed under: 未分類 — itsuko 18:01

< 特別天然記念物 >

皆さん トキ は良くご存じだと思いますが、新潟県の佐渡市で保護・繁殖計画が進んでおり、この春もつがいが巣材(灌木)を集めている様子が昨日ニュースとなりました。

その学名が Nipponia nippon  という事もあり、鳥に興味をお持ちでない方にも比較的知られている鳥でしょう。

この鳥は 特別天然記念物 に指定されています。

この意味は、「世界的に又は国家的に特に価値が高い物」 を指定いるのです。文化財保護法の第109条2項に記載されています。

もちろんトキは野生絶滅していますので、まだ見た事がありません。(動物園除く) 絶滅の理由は、環境破壊です。主にエサを取る田んぼの減少と農薬散布による小動物の激減。

今必死で環境省が野生状態での復活を試みているところです。多額?!の税金が投入されていますが、その進め方には問題もあり、論議されているところです。

昨年立派な飼育舎に、テン が侵入して大騒ぎになりました。

私、コウノトリとアホウドリの繁殖計画に携わった方に話を聞いたことがあるのですが、このトキの繁殖計画には大変ご立腹で、クソミソに(言葉が悪くてごめんなさい!)その方法を非難していました。

まあ研究者の間でもいろいろと考え方が違うでしょうし、管轄官庁のメンツもあって、難しいのでしょう。これはどこの世界でも同じ!

でもこの大変美しい、貴重な動物がまた日本の空を舞うことが出来るように、皆様も温かく見守って下さい。

この トキ の他にも鳥類の特別天然記念物はまだまだいますよ。

日本は固有種をはじめ、大変貴重な野生動物が多く繁殖している実に稀な国なんですよ! 同じ島国でも、イギリスには1種の固有種もおりません。

その話はまた次回にする事にして、今日はそんな特別天然記念物の写真をお楽しみください。

トキ の写真はありませんので、あしからず。

あっ、そうそう 2月10日のニュースでは アホウドリ が小笠原諸島のムコ島に戻って来た事を伝えていました。

この アホウドリ にも大変悲しい悲しいお話があり、原因は人間の乱獲なのですが、これもまた今度。で、写真です。

しかし写真は アホウドリ より一回り小さい、 コアホウドリ です。 オホーツク海で撮りました。

翼を広げると2mを越します。繁殖期以外は一生洋上で過ごすんですよ! 驚きでしょう。陸に上がらないのですから。

こちらが コウノトリ この写真は 兵庫県のコウノトリ公園での物です。

日本で見られる野鳥の中で、一番大きい種です。

そしてこちらは カンムリワシ かっこいいですね! 撮影場所は 西表島。

そして、ライチョウ・タンチョウ、最後はオオハクチョウ。みんな特別天然記念物。大事にしないと、地球上から消えてしまいます。

おしまい。

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 18:18

< 体力に自信あり??? >

3月です。納めの月。気を引き締めて臨みましょう。

終わり良ければ全て良し!です。

年中さんは体操参観があります。保護者の皆様も体を動かして、幼児体育を参観、体験していただきます。

どなたかを指名させていただき、お手本となってもらいますよ!体育専任先生の個人的な感情が入っていたら、ごめんなさい。

「我こそは!」 と思われる方は挙手願います。

鉄棒前回りと、鬼ごっこです。鉄棒ぶら下がりは鉄棒の上に顔を出し、足は上げて目標20秒。

さあ、どうぞご一緒に!

ちなみに女性先生の中で一番はこの私。鉄棒ぶら下がり、30秒保持者です。アッハハーーーー。

この1年の子どもたちの成長と共に、年長さんに向けての体つくり(基礎体力つくり)にご理解とご協力をお願いします。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:51

< 一人言です。 >

そんなに熱くならなくてもいいではありませんか?例年こどもの国などを利用して、主に年長さんがお別れ会(最後に先生と一緒に遊ぼう会)をしていたのですが、雨の時どうしましょうで、ホールが空いていたから使っていいですよ、 程度に始まったこの時期のホール使用願いなのになーーー。

お別れ会を開いて下さる有志の方のお気持ちは嬉しいのですが、希望の日が取れなかったからと言ってご立腹で帰られたり、取れた取れたで涙を流されたり、そんなにヒートアップしなくても・・・・・・。

どなたかが強制観念をもって、必死になって開場を取る状態は、決して望ましい物ではありませんね。ましてや、この日を取るのが大変で、当日は担任が進行しなければならない会では、担任がかわいそうです。過去にはあったんですよねーーー。

お別れ会がお母さま方のおしゃべり会と化していて、担任が子どもたちの面倒を見て、遊びを考えリードして、時間割も仕切らなければならなかった事が!

誰の為の、何の会なのかな・・・・・・・・。

来年はどうしようかな・・・・・・。でも本日いらしたクラスの方々は無事に?予約が出来ました。

一人ごとでした。

Filed under: 未分類 — itsuko 16:29

< 氷雨、ふたたび >

春一番も吹いたというのに、今日はまた真冬に逆戻り。お昼頃には霙も降って、さむーーーーーい、1日です。

この時期は三寒四温ですからしょうがありませんが、皆様体調管理には十分に気を付けて下さい。今週はどの学年もラストスパートの行事や活動がありますから、どうぞご準備いただきご参加ください。

私は持病の腰痛が悪化し、おまけに左肩も痛めてしまい、もうガタガタです。体はそんなに硬くないはずですが、肩こりがひどく頭まで痛くなってきました。このブログでパソコンの打ち過ぎも原因のようです!

それにしても難しいです、人に物を伝えるというのは。

明日は1日教育になっています。と言いますか、年間行事予定表では半日教育で職員会議を行う予定でした。

しかし3月の活動が忙しく、半日教育では入らないので1日と致しましたが、4月にお渡しした年間行事予定表では半日教育になっており、これに依ってスケジュールを立てられている方々には、急な変更になりますので、確認のため本日は徒歩通園、バス通園の帰り際にアナウンスを致しました。頭の中の予定表を変更していただくためです。

するとこんな電話が、

「月の予定に1日教育とあるのに、なぜわざわざ先生が1日教育と言うのですか?」

うーーーーーん、念を押すにも理由が必要なのか?余計な心配をさせたのか、言って良し、言わずで良しか!

こちらの真意と、受け取る側のニュアンスには違いがあるので、言葉のやり取りは気を付けないといけませんね。

とにかく明日はお弁当の2時降園です。何に付けても、直近の予定表を確認してください。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:06

< 春を待つ 芽、葉 >

今日は春の風と日差し。三寒四温ですからね。だんだんと暖かくなります。でも明日はまた寒くなるそうですから、体調管理には気をつけましょう。

そんな気温の変化や日差しの長さで、生き物たちは季節を感じます。

植物も着々と春の準備。

お山で見つけたつぼみのいくつかをご紹介しましょう。

まずは、子どもたちにも大人気の 「ふきのとう」

てんぷらにしても苦いです。かなり苦い!これ全部ふきのとう。

これは ナナカマド 秋に真っ赤に紅葉する落葉樹です。りんぺんで新しい芽を守っています。

そして、

ハクモクレン。細かい毛で芽をおおい、寒さから守ります。

ほら、みんなふかふかの毛皮つき。いいね!

こちらは地表でじっと待つ。ロゼットと呼ぶ葉の状態で冬を越しますが、葉を低くして寒風を避けています。

西洋タンポポです。地面に貼りついているでしょう。日差しを葉、いっぱいに受け止めるためでもあります。

こちらは キランソウ 

暖かくなると次第に立ち上がります。紫色の小さな花を付けます。

もうすぐ春がやってきます!

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:59

< 天災 >

地震/雷/火事/おやじ  と言います。

「天災は忘れた頃にやって来る」 と言います。

また大きな地震が起きてしまいました。新燃岳の火山噴火もまだまだ続いています。

クライストチャーチは大変きれいな街で、世界で一番住みたい都市と言われているそうです。そんな町にも容赦なく、天災は襲いかかります。

今日私の母は、クライストチャーチの大聖堂の前の小さなお店で買ったという手作り風のネックレスを身につけて、災害に遭われた方々へ、お祈りをしていました。

いつ自分たちも大きな天災に巻き込まれるか、なんとも心配になりますが、こればかりはどうしようもありません。

でもそんな時、自分は何を選択し、どのように行動するかは時々頭の中でシュミレートしておくべきでしょう。

自宅で起きたら、勤務先では、電車に乗っていたら、東京の地下街を歩いていたら、鳥を見に山奥や海辺に出かけていたら、などなど、その瞬間の行動や判断が生死を分ける事になりそうですから、本気で考えておかねばなりません。

自宅に備えはありますか?家族の連絡先、待ち合わせ場所をみんなが知っていますか?地域の避難先、防災倉庫のある公園、いざとなった時の自分たち家族の拠り所をきちんと把握していますか?

一刻も早く、一人でも多く、クライストチャーチの方々が元気を取り戻せるように祈っています。日本の救援チームの皆さんも、精一杯救助にあたって下さい。救助犬も一緒のようです。2次災害に遭わないように、頑張って下さい。

Filed under: 未分類 — itsuko 19:24

< 巣箱設置 >

えーーー、毎月お渡ししている 「月のたより」 をご覧になり、衝撃が走ったでしょうか!?

退職される先生方がいますので、今日は朝から質問攻めにあっていたようです。

N先生のコメントは、 「サッカー日本代表に呼ばれたから行ってくる」 とか 「I先生と結婚するの?」 との子どもからの質問に、

「そうです!」 とか めちゃくちゃな事を言っていたので、園長先生に叱られました。『ウソを言うのはやめなさい。』 です。

その通り!です。子どもは信じてしまいます。 本当はあまり触れてほしくないのです。N先生はとてもとても未練があり、まだまだずっと

ながつた幼稚園で仕事をしたかったのですが、ご実家(札幌)での長男としてのいろいろがあり、泣く泣く退職となりました。

幼稚園としても大変貴重な人材を手放すことになり、とても残念です。

でも人生いろいろ。どこへ行っても、ましてや実家へ戻るのですから、ご両親を安心させてあげて下さい。それも立派な選択です。

そんな訳でN先生の心境は複雑のようです。他の退職する先生方も含め、新しい人生を大切に、しっかりと歩んで下さい。ここでの経験はきっと後の人生に生きてくれることを私は信じています。

まだまだ在職期間は残っていますから、最後まで張り切って務めて下さい。 でも残念です3人共!

と前置きは終わりにして、今日のお話は巣箱の設置。

それもそれもとても高いところに、 昨年より考えていましたフクロウ用の巣箱を掛けてもらいました。掛けた木はお山のシンボルの桐の木です。

これがその時の様子です。巣箱の設置は冬の時期ですからタイミングとしてはOKでしょう。

ねらう種は アオバズク といいフクロウ科の鳥で、夏に日本にやって来て神社の大木や虫が多い里山に営巣します。最近では中々見あったうろが無く、繁殖場所は限られています。もし来てくれたら、 「ホーホー、ホーホー」 と幼稚園のお山中響き渡る鳴き声で、グラウンドのサーチライトに集まる蛾を狙って食べるはずです。うーー、楽しみだな。

見上げるみんな。

これが掛けた巣箱。背景には桐の花のつぼみ。

設置完了。

他にもお山には巣箱がいっぱい。既に毎年シジュウカラが利用し、ヒナが巣立っています。うれしいですね。

これが第1号。年季が入っています。

そして第2号。繁殖率は一番悪いです。

第3号。去年掛けた物。3羽巣立ちました。

 

みんなにアオバズクを早く見せたいです。