< 成人式か~~~ >

成人式ですね。

皆様は地元の成人式に参加されましたか?

最近は人気キャラクターが出てきたり、横浜市なんて全国で1番に成人の人数が多いらしく、午前と午後の2回に分けて行うところもあるようです。?

私は行っていないので雰囲気がわかりませんが、やはり感慨深い思いになるのでしょうね。

私は七五三のお参りもしてないですし、成人式の晴れ着も着ていません。どうして、お母さん!

妹の写真はあるのにね?私はへそ曲がりだったので、「イヤだ」 って言ったのかもしれません。

今となってみると、やはり残念です。トホホホ・・・・・・。

今年はどのくらいの人数の方々が、成人を迎えたのでしょうか。

うれしくもあり、子どもでいられない自覚もあり、でドキドキしてるでしょうか。

あるTV番組で、石垣島の成人式を見ました。

大きなホールで形式的な次第では無く、成人式を迎える本人の家族や親せきや友達が集まり、食事をしながらの会でした。

一番のセレモニーは本人が両親の前で成人を迎えての気持ちを発表するのです。

照れながらも、またはしっかりとそして涙ぐみながら、両親への感謝の言葉を綴っていました。

とても心が温まり、じわーとお祝いの熱い気持ちが伝わって来ました。

ほとんどの子どもたちが実家を離れ、沖縄や内地(本土)へ仕事に出て行ってしまうので、家族の絆を深めるためにも、このような形式が取られているのでしょう。(人数にもよりますが)どこでもこの式に習って、両親への感謝や自分のこれからの抱負・大志を言葉にさせる事を取り入れたらいいと思いました。

親子の絆が希薄な今、親を選べない子どもたちですが、育ててくれた感謝の気持ちはどこかで、何らかの方法で伝えないといけませんね。私もね。

私は幸いにもまだ両親が健在ですから、親孝行しないといけませんね。

成人式を迎えた皆さん、どうぞ自信と大志を抱き、この国を愛し、胸を張って仕事に勉学に励んで下さい。未来は明るいと信じて下さい。

多くの事にチャレンジしてはばたいて下さい。ジャパンシンドロームなんて吹き飛ばして下さい。

いいな、二十歳か! 私の20歳といえば、何をしてたかな・・・・・、ディスコ(六本木・赤坂)へ通いつめて、遊びまくってたかな!ごめんなさい。(ちなみにディスコとは今でいうクラブの前身です)もっともっと勉強しておけばよかったです。もう一度20歳に戻れるなら海外に出て見聞を広め、動物学者の道を選びたいです。

そういえばサッカーアジアカップのヨルダン戦。残念でしたねーーーー。 勝ってた試合なのにね。

シュートのコースがキーパー正面だったし、連携が少し噛み合わなかった場面もありました。痛い初戦になってしまいました。

でも一時代のメンバーが一新し、低迷期から成長期へ明らかに変わっているのが素人の私にもわかります。ザッケローニ監督もいい感じですし。

ガンバレ日本!(サッカー観戦が好きなんです、全日本のね。相方はサッカーにまったく興味が無く、面白くないです。)

Filed under: 未分類 — itsuko 21:53

< ローカル線の旅もどき >

この3連休はいいお天気ですね。

絶好のお出かけ日よりでしょうか?

私はお布団を干して、お日様の香りを満喫しました。十分日差しを浴びたお布団の、なんとふかふかで心地良いことか!

朝布団から抜け出せなくなること、間違いなしですが、そんなぬくぬく感を振り払って、

相模線に乗って来ました。

初めてこの電車に乗ったのですが、なんと単線?!

普段あまり電車に乗らない私は、首都圏近郊でまだ単線のJRがあった事にびっくりしてしまいました。

そしてもっとびっくりが、ドアが手動!!!!!でした。

普段この線をご利用の方々には、バカみたいな話ですが、とてもうれしくなってしまいました。

車内アナウスが「お降りの方はボタンを押して下さい」 と言うのです。

すぐ近くにいた女の子が自分で開けて、乗る人もいないと見ると、降り際に『閉じる』 ボタンをポン と押して、軽快に降りて行きました。

遠くへ出かけて来たような気分になり、まさしくローカル線の旅でした。

いまちょっとした人気でしょ、ローカル線。

そして降りたった駅が、またまた何ともローカルで、駅舎もひと棟、改札はもちろん一つ。

駅員さんが真ん中に立っていて、切符をもらうのです。写真を撮らずに帰って来てしまったのが、大失敗。

お見せしたかったのですが、まだまだこんな素敵な駅が身近な所に有ったんですね。

Suica や PASMO? 用に、小さなポスト見たいなタッチパネルがありましたが、

楽しかったです。30分に1本ほどしか電車が無かったので、用事を済ませてギリギリ帰りの電車に乗ったので、

写真を忘れてしまいました。残念。

車窓はそんなに田舎風では無いのですが、スピードもゆっくりで、人々は穏やかで、のんびり気分になりました。

鉄男 とか 鉄子 といって、鉄道ファンはたくさんいるようですが(そういえばW先生も鉄男でした!)、

たまにはゆっくり地方のローカル線に乗って、文字通り本当の旅をしてみたいです。

Filed under: 未分類 — itsuko 10:54

< 7つの植物 >

今日は北風が強くて本当に寒いですね。

久しぶりに 「さむっ」 と思いました。

私は季節でいうと冬派なので、結構寒いのは好きなのですが、

今日はちょっと寒いですね。

30年ほど前に札幌国際スキー場だったか、テイネ国際だったか行った時に、

ゲレンデのアナウンスが 「ただいまの気温零下15℃です」 と聞いた時は、

一揆に息まで凍りましたけれど、それを思えばまだまだですね。

北国の方々は大雪に見舞われ、ご苦労をなさっているようです。

大きな災害につながらなければいいですね。お見舞い申し上げます。

野菜も高値がついているようですが、今日は 「春の七草」 です。

昔は寒い冬に食られる作物はごくわずかで、(今でこそ季節を問わず手に入りますが!)

冬でも手に入る7つの植物をおかゆにして、病気を防ごうとした考え方が「春の七草」です。

平安時代からあった習慣と言われています。

さあ、口頭で言ってみましょう。ハイ、「セ〇、ナ〇〇、ゴ〇〇〇、ハ〇〇〇、ホ〇〇〇〇、ス〇〇、ス〇〇〇、これぞ七草」

ゴギョウとはハハコグサのこと。ハコベラとはハコベ、ホトケノザとはコオニタビラコ、スズナは蕪で、スズシロは大根です。

根野菜は栄養満点。繊維質も豊富で腸の働きを助けます。

今月のお餅つきにはこの七草のダイコンがたっぷり入ったけんちん汁をいただきます。

他にはゴボウ、ニンジン、里芋、鳥肉,コンニャク、高野豆腐、長ネギなどの具がいっぱいです。

これがまた旨い!

子どもたちにも大人気です。自慢ではありませんが、このお餅つきのメニューは私が考案して給食センターに作ってもらいました。

メニューって程の調理ではありませんが・・・・・・。野菜をたくさん食べさせたかった事と、お餅を食べての喉越しを考えて考案しました。

ながつた幼稚園だけのオリジナルメニューです。でも子どもたちの食べっぷりがいいので、一般のメニューにも加えると話していました。

とにかく今年の冬は寒いようですから、風邪をひかないようにあったかく過ごして下さい。

ハクチョウたちも、大雪を避けて関東地方へ南下しているようです。

どこかで、もしかしたら、あのハクチョウの親子(えっ、どの?)を見られるかもしれません。

見た方はすぐに、緊急に、ただちに、一刻も早く教えて下さい。

調査をしていますので!

Filed under: 未分類 — itsuko 17:45

< 小寒、熱燗、膨満肝 >

今日は小寒。

いよいよ寒さが増してくる頃。

その通りで雪雲がこの辺にも流れてきましたね。

明日から幼稚園も始まります。寒い日のスタートですが、

皆様、体調管理はバッチリですか?

子どもたちは風邪をひいていませんか?

長津田地区にも年末にインフルエンザA型が発生している事を

地元の内科医から聞きました。

引き続き、検温表の記録と子どもたちの体調・挙動を良く見ておきましょう。

家族の健康管理はお母さんの役割ですよ。特に小さい子どもたちには。

私は風邪には強いのですが、お正月いいただいたミニ樽酒が美味しくて、

冷で飲んだり、燗を付けたりしていたら、最近暴満肝気味?で、「ウェー」っていう具合。

小寒だから丁度いいか!なんてバカな事を言っています。

今日は職場で書類の整理。

いただいた年賀状のお返事や、メールチェック、そして山のように積まれた封書の確認で、

また肩凝っちゃったので、ゆっくりお風呂に入って今日も熱燗かな!

いえいえ、しっかり睡眠を取って、明日からまた子どもたちに笑顔で挨拶をいたしましょう。

そうそう、保護者の皆様にももちろんです。今年もお手柔らかに願います。

でもこの精神性を保つためには、やっぱりお酒かな!

なんてまた戻っちゃいました。

年末には煩悩を落とすお話を載せたにもかかわらず、

人は意思の弱い存在ですね!

ちょっと気落ちした時は、この特別な写真をどうぞ。

日本では本州中部以北で繁殖し、本州以南で越冬します。

このような国内を行ったり来たりする鳥たちを、漂鳥 と呼びますが、

この鳥もその1種です。

寒い夜はこんなトトロ見たいな1羽がほしい所です。

名前を、 トラフズク と言います。

もちろんフクロウ科。撮影場所は内緒です。

野生動物が静かに越冬している場所を、撮影したさでルールやマナーを守らない輩が多く、

結局は動物たちを傷つけてしまうことが多いので(どこの世界でも同じですね)、私たち鳥を愛する仲間の会では、

公表をしない事にしています。

誰かが新聞社に投稿して、大きく載ってしまうこともあり、毎年頭を痛めている問題です。

只今睡眠中。完全なる夜行性、夜ネズミを探します。

本当はもっと耳(羽角)が立って、目がぱっちりなのですが、ね、 トトロでしょう!

この木には4羽が寄り添っていました。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 17:13

< 2011 おめでとう >

新年 あけましておめでとうございます。

皆様のご多幸とご健康を心より、お祈りいたします。

2011年 初回のこのぺーじはやはりご挨拶からでしょうか。

毎年同じ事になってしまいますが、1年、1年があっという間の

幼稚園活動なので、新年は少しゆっくり落ち着いて、次年度への英気を養いたいと思います。

今年も皆様のご理解とご協力をいただき、子どもたちの成長と日々のワクワク・ドキドキを堪能しながら、

幼稚園教育に力を注いで行こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここがポイント!幼稚園教育です。

ここはこだわりたいところです。

元旦の読売新聞には横浜市版として、

「保育サービス ご案内」と題した記事が載っていました。

今年も益々 『保育』 の二文字に圧倒されそうな気がします。

横浜市は待機児童が日本一なので、しょうがないかもしれませんが、

幼稚園はあくまでも教育機関です。

幼児教育の真髄を見つめる年にしたいと思います。

教職員一同力を合わせて、しっかりした教育課程から見えてくる幼児期の成長を就学へ繋げたいと思います。

難しいことをするのではありません。

多様性に富んだ(これは生物だけに当てはまるものではありませんね!)活動と、個性豊かな教員の熱い思いを、

子どもたちにぶつけたいと思います。

新聞記事には横浜市が始めている3つの保育サービスが載っていました。

①幼稚園の教育時間の前後を延長して幼児を受け入れる幼稚園の預かり保育

(本日よりながつた幼稚園も導入し、このシステムの運用を開始しました。)

②市内在住の未就学児童を認可外保育施設で預かる乳幼児一時預かり

③市が認定した「家庭保育福祉員」(保育ママ)が自宅などで乳幼児の保育を行う制度

まあ豪華3本立てで、こんなにも横浜市には乳幼児を預かるシステムが整っているのですが、

これがあまり知られていないとして、もうひとつおまけに『保育コンシェルジュ』成る方を置いて、

保護者らの相談に応じて行くらしいのです。

全国的にも珍しく、鶴見区・泉区・瀬谷区で2月からスタートするようです。

何がどう変わろうと、しっかりと地に足をつけて開園以来の教育理念と教育目標を推し進めるのみです。

しかし、私個人の今年の目標は、すこし無駄な時間や無駄な事へも気持ちを馳せようかと思っています。

私はとにかく段取り通り、きちんと成っていないと気が済まないところがあり、物が(事が)滞る事が我慢できません。

でも、深呼吸してゆっくり回りを見ながら、ちょっと寄り道をしたり、無駄と感じるような時間を持とうと思っています。

ある私立小学校には「散歩科」 という授業があり、これが実に子どもたちの発想や意欲を豊かにする事に役立っているそうです。

この時間はいわゆる散歩。

それだけです。誰とどんな事を話しながら、または一人でも、とにかく思うままに散歩をします。

これを無駄な時間と捉えない発想です。

私も横道にも目をやりながら、柔軟に進んで行こうと思っています。

なんせ自然の中を歩くのはお手の物ですから!

さて、新年には多くの退職した元先生方から年賀状をもらいました。

とてもとてもうれしかったです。

皆さん母として、妻として、そしてまだまだ現役バリバリりで活躍している方と、

それぞれの近況がわかり、元気そうで何よりでした。

この時ばかりはさすがに母に成りたかったな~~~~、と思いますね。

(みなさん写真がとにかくかわいいのです!)

いまさらどうしようもないのですが、女の幸せはやはり母親に成る事かも知れません。

なーーーんて、新年そうそうぼやいてしまいました。

今年はゆっくり、のんびり、でもピョ~~~~ンとかっ飛んで行きましょう。

最後に皆様へお年玉です。

新年なので、素敵な、きれいな、鳥さんたちのご紹介!

そして私事の活動のご紹介。

大和市の泉の森で16日に「子ども探鳥会」をしますので、もし参加希望の方がいらしたら、

申込制ですから、私に連絡下さい。1月10日が締め切りです。

と、宣伝もして、さあどうぞ!

赤い鳥。ベニマシコ といいます。ねっ、真っ赤でしょう!

青い鳥。ルイビタキ といいます。 ほら背中がきれいなブルーでしょう。

黄色い鳥。 マヒワ です。 日ざしを受けて飛ぶ姿は本当にきれいですよ。

ルリビタキとマヒワは子ども探鳥会の場所となる、大和市の泉の森で今日、撮影してきました。

こんな素敵な鳥たちを、ご一緒に探しませんか!

ちなみに本日幼稚園のお山にもこのマヒワの軍団が現れたのです。ヤッター、すばらしい!

今年もいよいよスタートだ。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 18:59

< 大晦日 >

2010年も本当に早いもので、今日は大晦日です。

私の大掃除もこの辺でおしまいにして、今年をゆっくり締めくくりたいと思います。

幼稚園は冬休みですから、みんなそれぞれご家族で、楽しく過ごしている事と思います。

怪我や事故に気を付けて、素敵な新年を迎えてほしいと思います。

子どもたちの成長は一人一人違います。特に幼児期はその様子は本当に様々です。

「みんなの中で我が子がどうか」、では無く、「我が子がどんな経験をし、乗り越えてきたか。そしてそれをみんなの中で楽しんでいたか」

を認めてあげて下さい。一つ一つ階段を上りましょう。ある時は1段、2段と下がる時もありますが、階段は必ず上へ続いています。

今できる事をしっかり認めて、次の学年へつなげましょう。

来年小学校へ上がる年長さんのお母様がお子さんの成長を心配していらっしゃいました。

多くの事をしっかり身につけて、それらが開花する時は子どもたち一人一人みんな違います。

来年もちょっとずつの成長を見守りましょう。

今回は私の尊敬する、学びを乞う、人物の一人である瀬戸内寂聴さんのエッセイをご紹介しましょう。

この文はある自然保護団体の写真エッセイ集に載っていたものです。

『 花と蝶 』  瀬戸内寂聴

良寛さんの詩に、花は無心にして蝶を招き 蝶は無心にして花を訪ぬ

というのがあります。

花はそれぞれ美しく、その花だけが持ついい匂いを放っています。けれども花は美しさや匂いで、蝶を招きよせようという魂胆で咲いてい

るのではありません。

ただ自然のはからいで、そこに花が咲けば、蝶が飛んでくるし、蝶が何気なく飛んで来れば、 花はまた自然に開いて蝶を迎えます。

花も蝶も無心なのです。蝶が花の蜜を欲しがっても花はそれを拒まず、蝶が満足するまで、提供します。

美しい自然の営みがそこにあります。

秋の紅葉も、人に見せようとして紅葉するのではありません。無心に約束通りに時が来れば紅葉するだけです。それを美しいと、

眺め訪れるのは人間です。

でも人間は蝶とちがって無心では無く、人が見ていなければ、美しい枝を折り取って持ち帰ったり、不埒なことをします。

人は欲に心が染まって、無心では無くなっているからです。人間でも、赤ん坊の心は生まれたままで無心の清らかさです。

赤ん坊の目が清らかなのは、心の清らかさを映しているからです。

人は成長するのつれて、無心の心を失い欲望を生じ心を濁らせます。

人間の欲望を仏教では煩悩と呼びます。人間の煩悩の数は除夜の鐘と同じ百八つあるとされています。仏教の百八つとは無限という

意味です。無限の煩悩から、人はあらゆる苦しみや悩みを心に生みだすのです。煩悩はめらめらと炎を燃え上がらせているのです。

その熱さに心を焼かれ、人はいっそう苦しまねばなりません。

煩悩の炎を静め正常な心を取りもどそうとして、人は思わず超自然の神や仏に掌を合わせ、祈りをささげたくなります。神仏は無心の花

のように、近づくものを拒もうとはしません。ただ黙ってさしだされたその手に気がつき、それにすがることができるのは、縁というものの

はからいです。幸いにして宇宙の生命を司る神や仏と縁を結べた者は、幸運です。

人はみな生きている限り幸せになりたいと願っています。

幸せになる人間の権利は人権と名付けられ、どこの国でもそれを守る法律が定められています。それなのに、生きているほとんどの人

間が、現在の自分の立場に満足せず、もっと自分は幸福であるべきだと不平不満を抱いているのです。分が過ぎた幸福への夢の欲望

に、心を濁らせているからです。

美しい自然の無心の奉仕を有り難いと思い、その無償の愛に清められ、自分の心の濁りを洗いそそぎましょう。その時こそ、よみがえら

せた無心に、はじめてあふれる幸せを感じることができるでしょう。

 以上 エッセイ全文

私の自宅の近くにはお寺さんがあるので、除夜の鐘が聞こえるかもしれません。

煩悩を少しでも洗い落として、新年を迎えましょう。

皆様どうぞよいお年を! 

Filed under: 未分類 — itsuko 16:11

< 年末ですから・・・・・>

大掃除です。

やっぱり年末は大掃除。大掃除といっても普段はしない掃除を

少し片付けるという程度ですが。

今日は朝からキッチン周りの片付けと、カーテンの洗濯、

そして窓ふきです。

この窓ふきに必要なガラスクリーナーのノズルが壊れていて、

困った事はありませんか?

そう、出ないのです。「プスッ」、とかいっちゃって。

途中からグワーと泡が出てきちゃって、手がダラダラに成りました。

もう一つないかと探したら、中身がカラッポ。

ノズルの部分だけ取り換えようと思ったら、サイズが合わず

結局手が泡だらけ。

せっかくやる気満々だったのに、見事にやんなっちゃって、

それでも1階はクリアしました。うん、きれいになった!

毎年一人で全部やりますから、大変ですよ。

一応夫婦やってますが、連れ合いは水泳指導で朝から晩まで居ませんので。

休みは元旦だけだって!大変ですね、お互いに。

ですからあっちもこっちも、大忙し。

落ち葉の掃除も間に合いません。

そんな年末を救ってくれるのが、窓越しに見る野鳥たち。

ほっと一息コーヒーを飲みながら、ちょこちょこと家の周りを行き来する

野鳥たちです。いま鳥インフルエンザで日本各地では野鳥に対する警戒心が

強まっていると思いますが、私には心の癒しです。

今日はおまけに雪が降りそうなお天気。

お昼ごろは雪雲が張り出していましたね。

だから寒い。心の寒さと気温の寒さを一揆に吹き飛ばす、

野鳥の水浴び。彼らは寒い冬でもよく水浴びをします。

人がお風呂に入って体を洗うのと同じです。体を清潔に保つために、

水浴びをします。そして丹念に羽のお手入れです。

この姿を見ていると本当に愛らしいのです。

明日は大みそか。

みなさんはどなたと、どのように過ごしますか?

私は一人で大掃除の続きです。

掃除しながらまたワインでも飲もうかな!

まっ、お掃除が順調に済めばの話ですが・・・・・・。

では今年最後の1日を、大切に過ごして下さい。

天候が悪いようですので、お出かけの方は気を付けて。

Filed under: 未分類 — itsuko 16:28

< 枯れ葉?本当は・・・・>

すっかり葉を落としたお山は、今年もたっぷりの落ち葉で埋まっています。

これを一か所に集めておくと、天然の腐葉土が出来上がるわけです。

まだ熟成中ですから皆様にお分けするにはもう少し時間がかかりますので、

今しばらくお待ちください。

いい腐葉土が出来たら、希望者の方にお分けしたいと思っています。

そんな事もあって、落ち葉の掃除をしていたら、

飛び出してきました。

さて、何でしょう? どこにいるでしょう?

正体はこれです。

上の写真とちょっと色が違いますが同じ個体です。これは蝶です。

クロコノマチョウ という タテハチョウの仲間です。

隣の枯れ葉とそっくりですね。

この個体は秋型 といって、成虫で冬を越します。

本来は関東地方から南の地域の蝶ですが、

これも温暖化によるのでしょうか?、分布域を南へ

広げています。

私は 「ウスイロコノマチョウ!?」 という、南西諸島に生息する蝶かと

思いましたが、専門家の話では、関東地方で現段階で見られるこの種の蝶は、

90%、「クロコノマチョウ」 でしょう。 ということでした。

どちらにしても地味地味ながら、私の好きなチョウチョです。

南の蝶らしく、飛ぶ姿が優雅で、幼虫がそれはそれはかわいいのです。

これが幼虫!

見て下さい、この頭の部分。イモムシが嫌いな方でも、

これを見ればちょっと好きになれそうでしょう!!!!

今度は正面から撮りましょうね。

冬でもお山はやっぱり楽しいところです。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 15:42

< やったね!さかなくん。 >

田沢湖に生息していたクニマスは、この湖に別の川から水を

引き入れる事で、その生息が維持できるか分からずにいたため、

多くの卵をあちこちの湖に移した事が始まりだそうです。

まさにそれがあの さかなくんさん によって見つけ

出された事は本当に奇跡です。

生物のⅠ種が絶滅したか、まだ生息しているかはとても

難しい事象で、それを見極めるには

長い年月がかかります。

見極めが出来る、つまり識別が出来る人物も非常に

重要になって来ます。

今回は京都大学の先生が、さかなくんにイラストを依頼した事が

事の発端のようですが、きちんと参考個体を取り寄せ、

そして届いた個体がたまたまクニマスで、

「これはヒメマスじゃない!」と識別したさかなくんが

居たからこそ歴史的な大発見になりました。

私の好きな鳥の世界でも識別は非常に難しく、

とくにカモメ類などは毎年の羽の色が変わるので、

第1回冬羽個体 などと称し、識別します。

わからない、わからない。~~カモメだけでも

数十種類はいますし、カモメと名が付くのに、

そうでない種(ミズナギドリ科)もいますから、

覚えるのは大変です。何年も見続けないと、無理です。

昆虫やは虫類の世界ではまだ存在させ知られていない種も

あるのですから、生物の識別はかなりの知識と忍耐が必要です。

子どものころから好きな物を追い続け、大成出来る人は

多くはありません。いろいろな人に巡り会うかも運命の

分かれ道です。

今回のクニマス発見は、両者にとって素晴らしい出来事になりました。

良かったですね、さかなくんさん!

N先生が聞くのです。

N:「クニマス発見って、大騒ぎしていますが、何がどんなにすごい事なんですか?

  分ーからないなーーーーー。」

私:「えーとね、たとえばN先生がワールドカップの日本代表に成ったくらいに

   すごい事なんです!」

N:「えっっ、あっ、そう、そう、ですか。それはすごい! わかりました。

  よく、わかりました。」

ですって! ごめんなさい、N先生。

ワールドカップの日本代表には毎回、毎回、監督からの

電話を待っていましたね。

「今回もダメか・・・・・・・・」 と呟いていました。

周りのみんなは 「はい、はい!」 でしたけど!

鳥類でもどこかでこんな話があると嬉しいです。

近年は絶滅して行く生物の事ばかりですから。

これからクニマスが順調に増えて行くといいですね。

 

Filed under: 未分類 — itsuko 13:49

< 心配です、鶴。 >

今ニュースにも取り上げられている鹿児島県出水市の

マナヅル・ナベヅルに感染した 鳥インフルエンザの問題ですが、

心配です。何が心配かは、多くの数が集まっているからです。

通常鳥インフルエンザは人には感染しません。

ですからすぐに私たち人間に被害が出る、という

心配ではありません。

鶴たちはその生態として渡りをします。

ハクチョウと同じように日本で越冬し、朝鮮半島の北、

あの危ない北朝鮮の広大な湿地帯で繁殖します。

毎年同じようなルートで渡りをし、親から子へその記憶が伝わって行きます。

ですから同じ場所へ集まってしまうのです。

そこへウィルスです。

鳥はもともと体内にウィルスを持っています。

それが弱毒性か強毒性かでも違いますが、

人と同じように風邪をひいたくらいの症状で、個体単位で

病気は発生しているのですが、集団になってしまうと、

やはり移るのです。ですから本来野鳥では無く、

家禽類にそれが現れるので、以前大量に養鶏場の

にわとりが殺処分となりました。

今回もこの越冬地の近くには養鶏場がたくさんあるらしいので、

そこへウィルスが入り込む事が、一番心配ですし、

ナベヅル(羽が真っ黒のもの。鍋のような色をしているから)では

生息数の8割から9割、マナヅル(目の周りが赤いもの)の5割近くが

今出水市に集まっているのです。

悪くすればその1割ほどは、感染して死亡するかもしれません。

なんせ相手は野生動物ですから、こちらの思うようには

行きません。感染した鳥のフンが乾燥して飛ばされ、

養鶏場に入り込む事が一番恐ろしいでしょう。

この問題は大分前から提議されていて、

現在も山口県周南市や佐賀県伊万里市への鶴分散化計画は

進められていますが、出水市は観光資源でもあり、地元経済の冬のメインでもあるので

あまり積極的に進めてこなかったようです。

しかしその心配が起きました。

もっと担当部署(市の行政官)は鶴の生態を知り、

専門家の意見を聞いてくれば良かった 

と 後悔しているでしょう。

もともと地理的・地形的要因でこの地にツルたちが渡って来るように

なっていたのですが、必要な湿地の減少や狩猟により

限られた地域でしか冬を越せなくなりました。

ほとんどすべての原因がそうですが、ここでもやはり

人間が引き起こした鳥インフルエンザの感染事故なのです。

エサの巻き過ぎも問題でしょう。

でも観光資源ですから、まかないわけにはいきません。

ハクチョウもそうですが、エサを巻かなくても湿地や田んぼが

整っていれば、そこでツルやハクチョウたちは冬を越せるのです。

もっと多くの場所へ分散が出来るのです。

あちこちへ広がっていれば、たとえどこか1か所でウィルスが発生しても、

その種の全滅は防げます。

スピードを上げてこの問題に取り組まなければ、

大変な事になってしまいます。

特にナベヅルは日本の取り組みが世界中から注目されています。

もうかれこれ6年ほど前、私はこの出水へツルを見に行きました。

どうしても野生のあんなに大きな鳥が集団で過ごしているところを

見たかったのです。

初めて彼らを目にした時、感動のあまり泣いてしまいました。

すぐそばの民宿に宿を取ったので、夜中じゅう彼らが鳴き交わす声が

聞こえるのです。朝鮮半島で繁殖して、子どもたちを連れて

日本にやって来ます。子どもたちは

初めての地域に来るのですら、親と離れる事は

命の保証を失くす事です。必死で親を感じ、

親も我が子の確認を休むことなく続けるので、

鳴き声が途絶える事はありません。

その声はとても愛情に満ちていて、声だけでも

胸が熱くなりました。

そして朝日が昇るのと同時くらいに、一斉に採食地へ

飛び立ちます。10000羽近いあんな大きな動物が

飛び立つところを想像してみて下さい。

それはそれは息が止まるほどの迫力です。

野生動物の尊厳を感じずにはいられませんでした。

そんな貴重なすばらしい鳥たちを死なせるわけには行きませんから、

地元の方々はご苦労があるでしょうが、ここはまず第1にツルたちの

生態を知って、あるべき姿に戻れるように力を貸してあげて下さい。

私は横浜の地から、声を揚げて祈るしかありませんが、

このような野生動物を保護し、環境を整える事を目的としている

団体に所属し、会費を払う事で活動を援助しています。

そしてもっともっと、多くの人に生き物の素晴らしさと現状を

知って欲しいと思っています。

実はこのウィルスを持っているのはガンなのです。

そう、あの「落雁」 として俳句や川柳にも詠まれる

マガンやヒシクイの種が持っていて、彼らが運んだんだろう

と推測されています。ガンたちは免疫を持っているようで、

インフルエンザを発症しないようですが、他の鳥たちには

危険なウィルスです。でも全部の鳥が罹るかと言えば、

そうではありません。人間も同じでしょう。

風邪をひく人もいれば、まったく元気な人も多いのです。

皆さんも注意深く見守って下さい。

このままウィルスの発生が抑えられるように祈って下さい。

ちなみに2000年には韓国で同じウィルスによるトモエガモ

(これです=写真)の大量死が発見されました。

どこからそのウィルスを感染したかの原因は分かりませんでした。

とにかく自然を壊さない事です。

詳しく知りたい方は「いきものみっけ」から

環境省のページか日本野鳥の会のホームページを見て下さい。

どちらもブックマークに関連アドレスを載せています。 

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 14:09