< 今日は鳥 >

皆様、こんにちは

少々仕事が滞っていますので、そういう時は「鳥」。

ハ行のご紹介です。どうぞ!

ハ: ハシビロガモ ♂

嘴が面白いでしょう。目が黄色いですね。

ヒ; ヒバリ

春は畑の高い上空で歌っていますよ。

 

フ:フクロウ

あーごめんなさい。私の写真で唯一の実写なのです。

見えないよ~~~~ですよね。ほぼ中央の白いかたまりです。

でもフクロウとはなかなかめぐり合えなくて、撮影が難しいのです。

ヘ: ベニマシコ

うっすらピンク色のきれいな鳥です。これも冬鳥ですから

これからちょっと標高の高い地域で出会えます。

お腹のピンクが濃いのがオス。そうでもないのがメスです。

ホ: ホシガラス

なんとカラスの仲間です。枝が掛っていていい写真とは言えませんが、

かわいいでしょう。まつぼっくりの種が大好物です。

こちらも標高の高い所に棲んでいます。

鳴き声は「ガッー」とか「グウェ」です。やっぱりそこはカラス!

ではまた明日!かな?

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 19:28

< 教育実習 >

教育実習、懐かしいな~~~。

もう何十年も前の話ですが、私にもそんな時期がありました。

現在1年生の観察実習生が3名来ています。

さすがにまだまだかわいらしく、お姉さん感が強いですが、

どんな思いで実習に臨んでいるのでしょうか?

来年の本実習に備えて、たくさん吸収してください。

私は忘れもしない、衝撃的な実習1日目を世田谷区の幼稚園で

スタートさせました。7月と9月に分けて実習がありましたが、

(4週間です)その初日はなんと近所の区民プールで水遊びの時間でした。

担任の先生は意地悪だか、指導だか分りませんが、プールに着いた瞬間、

「今日から先生のお勉強をしているお姉さんが来ています。

(もちろんこの時はまだピチピチのお姉さん!)

さあ、プールに飛び込んでもらいましょう!!!!!!!」

{ゲーーーーーーーーーー、マジですか・・・・・・・・・・}

これはいじめだ、嫌がらせだ!と思いましたが、

そこは子どもたちの手前「出来ません」とも言えず、

しょうがなく飛び込みましたよ、バッシャーーーーーーンとね。

もちろん水泳など得意では無く、飛び込みなんてそれまでの人生で、

数回も経験が無いのにですよ。1m足らずの水深の中へ、思い切り胸から行ったわけです。

ゴボゴボと顔を上げると、子どもたちがびっくりしたような顔で私を見つめ、

パチパチと手を叩いていました。

「すごいですね、水しぶき!」

と担任の先生。ド付いてやろうかと思いましたが、そこは実習生。

評価が付いてきますので、にこにこと顔を手で拭きながら、

{お水、気持ちいよーーー。}なーーーんて心にもない事を言って、ごまかしました。

忘れられない思い出です。

その後もダウン症候群のお友達の相手をしながら、結構ハチャメチャな

教育実習でした。また実習ノートがくせ物で、毎晩遅くまで半分寝ながら

書いて行き、放課後にはあーだの、こーだのと直されて、赤ペンを付けられましたが、

総評ではなかなかいい点数をもらい、「よく頑張りました。きっといい先生に

成れますよ」と評価をもらいました。へん、ホントですか?????

とまあこんな実習をしてきました。

今年度の春の実習生は卒園生が2名もいました。

昔、遊び帽子を被って元気に遊んでいた面影が浮かび、

不思議な感じがしましたが、憧れの幼稚園の先生を目指して頑張りましょう。

きっと、いい先生に成れますよ!

Filed under: 未分類 — itsuko 18:42

< 晩秋 >

情けない事に、先週より体調を崩していて(カゼです)、なかなか良くなりません。

家に帰ると呼吸が楽になり、咳も鼻水も不思議なくらい治まるのですが・・・・・・。

園に来ると始まるんです!ストレスか?

まあそんな具合で今日はぼーと天高い空を見ていたら、

こんな曲を思い出しました。

子どもたちが元気に飛び回っているのを見ると、

「子どもはいいな・・・・・」 とつくづく思います。戻りたいですね。

『ジャングルジムのうた』  

作詞: まど みちお  作曲: 諸井 誠

♪  よじってのぼれ くぐってのぼれ

   のぼれ のぼれ

   ジャングル グル グル ジム

   のぼりあきたら てっぺんで

   ヤッホー ヤッホッホー

   つめたいそらに ほっぺたつけろ

♪  よじってあそべ くぐってあそべ

   あそべ あそべ

   ジャングル グル グル ジム

   あそびあきたら てっぺんで

   ヤッホー ヤッホッホー

   ながれるくもの わたがしなめろ

もう公園にジャングルジムがほとんどありませんが、

昔は必ずと言っていいほどあって、この曲も

幼稚園でよく歌いました。「おかあさんといっしょ」でも

毎日やっていましたよ。

そしてもう一つ。唱歌です。

これも小学校で歌いましたね。今は歌いませんですか?

『 旅 愁』 

作詞: 犬童 球渓   作曲: オードウェイ

♪  更け行く秋の夜  旅の空の

   わびしき思いに ひとりなやむ

   恋しやふるさと なつかし父母

   夢路にたどるは 郷の家路

   更け行く秋の夜 旅の空の

   わびしき思いに 一人なやむ

うーーーん、晩秋ですよね。お山もやっと色づいてきました。

もみじ(カエデ科)が多いので、これからがきれいなんです。

その写真はまたお届けしましょう。

頭が痛いのでやっぱり風邪ですね。   

Filed under: 未分類 — itsuko 13:44

< 外集合 >

毎週月曜日(特に行事と重なっていない)は、外集合と呼んで

外にみんなが集まり、お話を聞いたり、体操をしたりします。

今日も1番目のプール遊びのクラスを除いて、全員が外に集まりました。

父母の会さんの新聞 「ふきのこ」 でも紹介されていましたので、

何となくどんな状態かお分かりかと思いますが、

今日は私から次のようなお話をしました。

『 いつもいつもきちんと決まりを守っているお友達。

とても偉いです。みんなはいい子です。

一つはきちんとご挨拶が出来ます。誰にあっても 「おはようございます」

「こんにちは」と言えますね? 「はーい」 と子どもたち。

そう、お客さんが幼稚園に来た時も、「こんにちは」ですね。

二つ目は、STOP です。

廊下は一回止まれ これもみんな、良く守れますね。怪我をする子が無くなりました。

(これは廊下に貼ってある一時停止の意味の絵を、

私が手を出して注意喚起の意味で [STOP]と大きな声で言っているのですが、

これもよく守れることを話しました。

幼稚園にいらした時は1階、2階にある廊下のシールをご覧ください。

この手を前に出してSTOPと声をかけたのも効果的だったようです。)

二つの事が良く守れるお友達に、もう一つ守ってもらいたい約束があります。

3つ目はこれ! コンコン、咳が出ちゃった時。ハークッション、とくしゃみをした時。

さあどうしたらいいでしょう? そう、 エチケットです。

咳やくしゃみは風邪の病気を広げてしまいますから、人に迷惑をかけないように

口や鼻を手で押えてして下さい。そして 「ごめんなさい」 と言います。

これは多くの人と一緒に生活するエチケット・マナーです。』

とこんな話をしたのです。

不覚にも私が少々風邪をひきまして、咳が出ますので、実演となってしまいましたが、

小さな手をみんな口に当てて、真似をしてくれました。

去年からやっています。

この外集合では他にも、お山の事・季節の事・宇宙

の事・ニュースで話題になっている事・先生たちの近況報告などなど

いろいろ話しているのです。時々お家で聞きませんか?

お話の後は体操です。今月から冬バージョンになりました。

「ペンギンパラダイス」です。この体操はノリが良く、振付も楽しく、

子どもたちにも大人気の体操です。年少さんは今日が初めてだったでしょうか。

でもすぐに覚えますよ。これは4年ほど前に体操のH先生が、「新しいリズム体操を取り入れて下さい」

との私からの課題に、答えたものです。

大ヒット作です。 うん、よしよし。あと数年は使いましょう。

そして最後に実習生の紹介をして終わりです。

週の初めにみんなで集まる事で、連帯感を持ちましょう。

お友達も、先生方も です。

そしてこの効果は実践されているようです。

今日このようなお話をいただきました。

運動会の時に園児係りとしてお手伝いして頂いたお母様から

「子どもたちがみんな ありがとう って言うんです、先生。

とてもうれしかったです。上の子の幼稚園を選ぶ時も見学に来た際、

園児がたくさん挨拶をしてくれて、みんなきちんと出来て、偉いな と思いました。

挨拶が出来るって、いいですね」

と話して下さいました。

うれしい事ですね。毎日の指導と積み重ねでしょうか。返事が返ってこなくても、

こちらからは毎回働きかける事=継続が、返事に繋がるのでしょう。

そういえば先週、年長組のO君が初めて自分から「おはよう」

と言ってきました。いつもいつも私がちょっかいを出していた、

少々跳ねっ返りの男の子です。必ず名前を呼んで、おはよう を投げかけて

3年目。やっと答えてくれました。

その時はOくーーーーーーーーーーん(私の感激の度合い)、と言って

ギューと抱きしめたらイヤそうな顔をしながらも、ニタニタしていました。

続ける事ですね。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 17:52

< 5,042個 ありました! >

えー、夏休みにご協力いただいた「セミのぬけがら」集めですが、

やっと集計を終了しました。ふー大変だった。

なんと、6種類、5,042個 にもなりました。

ひどく傷んでいるのはカウントしませんでしたので、実際はもっとあった事になります。

多くの方々のご協力をいただき、ありがとうございました。

お名前も記入のある方だけ書き出しました。

作品展の際に展示しますので、ご覧ください。

さてこのぬけがらをどうするかは作品展当日のお楽しみですが、

脱殻が漢方薬に使われていると知り、細かく砕いて、煎じて

売り出そうかと模索しています。(ハハハ、冗談です!)

実際漢方薬を扱う薬局では 「消風散」 として売り出されています。

アレルギー性の皮膚炎に主に使われているそうです。

中国では スジアカクマゼミ という種の殻が使われるようですが、

日本では アブラゼミやクマゼミ がいいそうです。(ホントか!?)

まあ昆虫はアミノ酸が豊富な生き物で、特に東南アジアではいろいろな

虫たちが食卓に上っていますから、薬になってもおかしくはありません。

ふりかけにしようかな・・・・・。

食べた事のある虫は 「イナゴ」 だけです。

皆さんはいかがですか?実はセミ類が一番アミノ酸が豊富で、

栄養価の高い昆虫だそうです。

から揚げにすればいけるかな???????

来年は試してみよう! ご一緒に、いかがですか?

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 18:14

< いらっしゃい、冬鳥さん >

今年もまたやって来ました、冬鳥さんたち。

冬鳥とは、秋に日本より北の地域から渡って来て冬を越し、

春にはまた北へ戻って繁殖する鳥たちです。

但し、繁殖地では夏鳥と呼ばれたり、南西諸島では

秋冬にしかいない鳥を冬鳥と呼ぶ事もあるので、

地域によって「冬鳥」と称する種に違いがあります。

ここは関東地方なので、冬を越しにやってくるのが、

冬鳥 ということになります。

その1種がこの ジョウビタキ(小型ツグミ類 ツグミ科) です。

今年も中国大陸の奥地から北風に乗ってやってきたのでしょう。

お山にも昨日 2日 朝、メスを2羽、確認しました。

昨年は同じくメスを11月4日に初認しています。

毎年ほぼ同じ時期に、同じ場所へやってくると言われていますから、

同じ個体かもしれませんね。幼稚園のお山を気に行ってくれて、

ありがとう。うれしいです。そしてもし同じ個体なら、1年間無事に生きられて、

本当に良かったね! と言ってあげたいです。

目がクリクリととても愛らしく、尾羽を タタタッ と

よく動かしてキョロキョロしています。

今は渡って来たばかりなので、なわばりを確保するために

姿をよく見せますから、あまり高くない(2m前後)横枝や杭の先などを

見て下さい。庭にもよく現れます。

鳴き方は 「ヒッヒッヒッ」 です。

こちらはメス。女の子っていう感じです。

こちらがオス。きれいでしょう!黒にオレンジ、そして羽の中に白い斑紋です。

皆さんもお家の周りを探して見て下さい。

これから3月までよろしくね!

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 23:13

< 鳥 週刊です! >

11月1日は横浜市では私立幼稚園の次年度

入園受付日と成っています。朝方の小雨から午後はすっきり秋の空に成り、

ながつた幼稚園でもお陰さまで無事に、混乱なく23年度の入園受付を

終了しました。成果はまずまずというところでしょうか。

早朝より並んで頂いた方もいらして、大変ありがたい事です。

ご苦労さまでした。希望された皆様全員、手続きが出来ました。

年中さんは募集人数に達しましたので、これ以降の受付は

出来ません。年少さんはまだ10名ほど受付可能です。

どうしようか迷われている方がいらしたら、声をかけてみてください。

これから3月まで、順次受付をいたします。

でも出来るだけ早い方がいいですね。クラス編成にも影響してきますから。

さてこの大事な業務とは別に、もうひとつ、人知れず、ひっそりと、

でも毎年行われている国民的?アピールがあります。

実は秋もあるのです。春だけじゃない 『バードウィーク』 です。

愛鳥週間、愛鳥週間、愛鳥週間 しつこいか! です。

これは戦後間もなく、人々が動植物に親しみ、慈しむ心を育てようと、

始められたキャンペーンです。

現在でも永々と継続中です。すごいでしょう!?

ですから一応今日は 鳥さんです。

な行をご紹介しましょう。

尚、(財)日本野鳥の会と私も役員をやっています日本野鳥の会神奈川とで、

[世界一受けたいバードウォッチング] という探鳥会を行います。

興味のある方は是非ご参加を。私は当日お手伝いできませんが、

私の仲間たちが多摩川の登戸駅(JR南武線又小田急線)からご案内します。

11月7日、日曜日です。お子さんも大歓迎!

(実は長津田プロジェクトのおいも掘りが延期に成ったので、被ってしまいましたね。)

水辺に暮らすサギ類や、日本で冬を過ごすために渡ってきたカモたち、

そしていつも身近に生息している小鳥たちを望遠鏡で探します。

秋の心地よいお天気の下、多摩川沿いを鳥たちを探しながらのんびり

お散歩しませんか。参加者には全員にミニミニ野鳥図鑑をプレゼントします。

詳しくはリンク欄から日本野鳥の会のイベント・広報情報欄へアクセスしてください。

では、 な行  どうぞ。 

ヒヒャーア、 大変な事に気が付きました。な行で始まる鳥は

いません! 写真が無いのでした。な行は レア な鳥が多く、

まだ私も見た事がない種が多いのです。ごめんなさい!

よって、 な も、 に も、 ぬ も、 ね も、飛ばして、

 『の』だけ3点です。

の : ノビタキ ♂ 

 

の : ノスリ タカの仲間です。

の : ノゴマ ♀

 以上、今週は 愛鳥週間です。 やっぱり、しつこい!

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 17:25

< どうなる生物多様性 >

名古屋で開かれていたCOP10は、何とか議定書が採択され、

「絶対にとりまとめは無理だ」とささやかれていた会議が、一応各国の理解を得て、

成果を上げて終了したようです。

この会議にはこのページでも時々取り上げたり、

幼稚園の広報紙にも関連の記事を出しましたので、少しは気にかけて

いただいた方がいらしたでしょうか?

せっかく日本で行っているので、もう少し民間レベルでの動きが欲しかったところです。

現に、新聞記事にもありましたが、今回は生物資源をめぐる問題にそのほとんどの時間が

費やされましたので、それぞれの地域で活動している自然保護団体やNPO/NGO法人の

話があまり出てこず、今ひとつ盛り上がりに欠けました。

生物資源にはどうしてもその利権と金が付きまといます。

はっきり、きっちりルールは作らないといけませんが、具体的な生き物のすみかを

どうするか! という問題ももっと取り上げて欲しかったです。(SATOYAMA対策)

今度この会議に出席した方から話を聞く機会がありますので、実際はどうだったのか

聞いてみたいと思います。

日本政府ももう少し、一般人がこの問題に関心を寄せられるアピールをしてもよかったと思います。

NHKが何度か特集を組んで放送していましたが、各国の現場は本当に自然がどんどん破壊され、

生き物たちが毎日絶滅している状況を、多くの方々は何となくしか分かっていないと思います。

小学生の授業から、生物多様性について体験させ、その保護・保全の考え方を

しみこませなければ、大変な事に成ってしまいます。そんなきっかけに出来る、今年がチャンスでした。

議定書は終始生物資源の取引や利用に関わる内容で、失われていく自然にストップをかけるのは、

『愛知ターゲット』 として掲げられました。

とてもザックリとした内容で、ちょっと疑問符が残ります。

各国の努力目標に頼るところが大きく、保護する陸地や海洋もそれぞれ

17%と10%にとどまりました。

これ以外は開発していい! という事でしょうか!

大丈夫でしょうか?企業がらみ(経済効果=金)からの脱却を各国が

果たさないと、この星は死んでいきます。確実にね。企業が背負う責任は大きいのです。

結局大きな国際会議があっても、私たちの身の回りで起きている

生き物の減少や里山の荒廃は、その地域に暮らしている私たちが

ほんの少し、生き物への思いやりと未来へのつながりを意識する事、そして

出来る事を今すぐに始める事、これしかないとあらためて思いました。

この議定書に実際各国が署名をするのは2011年2月2日から

2012年2月1日までの間、国連本部で受付けるそうです。

署名まで1年も要するなんて、そんな呑気な時間はこの星には残されていないのに、

もう少し緊迫感が欲しいす。金がらみでなく・・・・・・・。

Filed under: こども環境管理士 — itsuko 15:13

< 5か条の教え >

10月21日の読売新聞、「時代の証言者」 という欄に、

ノーベル賞受賞者の江崎 玲於奈氏が 「ノーベル賞への5か条」 と題して

次のような教えを説いています。

この5か条は何もノーベル賞獲得に限っての教えではなく、日常生活を前向きに、機能的に

進めるにも共通する(自己啓発)と思いますので、ご紹介しましょう。

読売新聞の掲載記事ですので、多くの方がご存知かもしれませんが・・・。

1; 今までの行きがかりにとらわれてはいけません。 しがらみを解かない限り、思い切った創造性の発揮などは望めません。

2; 教えはいくら受けても結構ですが、大先生にのめり込んではいけません。のめり込むと、権威の呪縛から逃れられなくなる。自由奔  放な若さを失い、自分の想像力も委縮します。

3; 無用なガラクタ情報に惑わされてはいけません。われわれの能力には限りがありますから、吟味された必須の情報だけ処理します。

4; 想像力を発揮して自分の主張を貫くためには、戦うことを避けてはいけません。

5; 子どものようなあくなき好奇心と、初々しい感性を失ってはいけません。

江崎氏はこの5つがノーベル賞への必要条件で、十分条件ではない、と加えていますが、

ふと自分の生活や仕事に当てはめてみても、この5つはとても重要な、納得できる教えだと思います。

ながつた幼稚園の先生方にも伝えようと思っています。

きっと自分の保育を振り返る時、一つ一つが思い当たり、これからの指針にもなるでしょう。

やはりある分野で能力をを発揮する方は、物の捉え方、進め方に明確な目的があり、

秩序だっている事が分かります。

私もまだまだ修行の身。今からまた見習って、自分の人生に活かしたいと思います。

Filed under: 未分類 — itsuko 17:33

< 反抗期!?~半袖ちゃんのその後~ >

年少さんから入園し、一人廊下へ出ておへそを曲げている事が多かった

半袖ちゃん。あれや、これやと格闘しながら1学期の4カ月を十分掛けて、

夏休み前には目覚ましい成長を見せた半袖ちゃん。

9月の出だしはまずまずだったのですが、ここへ来て少々顔付きが変わって来ました。

運動会ではキラキラのメダルをとても喜び、今日もその話をするとうれしそうに

答えている半袖ちゃんですが、ちょっとふざけてわざといたずらを、というより

先生を困らせる作戦に出てきました。お顔が1学期に見せた、「僕は僕のやり方でやるよ!」

というクラスという枠(仲間)がいて、一緒に活動する楽しさを知らない、気が付いていない

顔ではなく、今回の顔は 「へへっ」 という半ば先生を翻弄してやろうとする生意気な顔に変わってきたのです。

そう来たか、半袖ちゃん! 知恵が付きました。

クラスもしっかり意識して、みんなで活動する楽しさも知り、

友達にもちゃんと助けられながら、自立も出来るが、

なお自分の事をかまって欲しい甘えと、ふざけた態度が

出てきました。これも一つの成長ですが一筋縄では行かないようです。

1学期後半の素直で、みんなと楽しむ半袖ちゃんを見て、ご両親はほっと安心されたのも

つかのま、ちょっと誉めすぎたのかもしれません。私たちも。

いい気になっています。部屋から勝手に出て、行動範囲を広げ、

先生が探しに来てくれるのを待っている様子もあります。

さて、世の中はそんなに甘くない体験をまたこれから積み重ねましょう。

でもただビシビシと叱りつけるだけではおへそが背中に回ってしまうだけです。

家庭でも園でも、しっかり自覚(認識)させて、自分で出来る事はどんなに時間が

掛っても最後までやらせ、出来た事を認めて上げましょう。

時にはきちんと叱りましょう。お母さんは本気で怒っている事を伝えましょう。

理解を示した時は思い切り誉めて、ギューとしてあげましょう。

隙を見せてはいけません。「いつもあなたを見てるわよ!」と、

強いメッセージを言葉と態度で送り続けて下さい。目線も重要です。

そして、「おへそはどこにある?ここにある?」とお腹を指して

あなたが今拗ねて、ふてくされて、真面目にやっていない事を

感じさせましょう。

「ほら、後ろに行ってるよ。ここへギューと戻してきて。」

ここまでは怖い顔で落ち着いて伝えます。

「ほら、戻ってきた。出来た、偉い。自分で出来る。出来る事はする。」

と、ここで満面の笑みを見せましょう。反抗期の裏には必ず素直な一面が

見え、隠れします。自分を認めてもらいたい、本当は真面目にやりたい

気持ちを持っています。そこをうまくくすぐりましょう。

今朝は女の子のお友達と手を繋ぎ、うれしそうに外へ出て行きました。

私が「おはよう」と言うと、にこっとして「おはよう」と1回で返って来ました。

そして幼稚園の毎日を楽しんでいる様子はここかしこに見られます。

大いに脈ありです。きっと自分から進んで何でもこなす、しっかり君に成るはずです。

さあ、半袖ちゃん。先生たちは手を抜きませんよ。じっくりと向き合いますよ。

覚悟して来て下さい。毎日の積み重ねを大切にしましょう。

ガンバレ、半袖ちゃん!

Filed under: 未分類 — itsuko 18:01