実は私、サッカーファンでして、まだ J リーグ といった組織になるずいぶん前の事。
リーグ戦を土曜日の午後、NHK教育テレビがひっそりと放送していた時から見ていまして、
現横浜マリノス監督のバナナシュート(フリーキックの名手)の第1人者、木村和司さんの大ファンで、
ほとんどお客さんのいない等々力グラウンドの中継を楽しみに見ていた一人でした。
そして私のサッカー観戦歴も、ドーハの悲劇に続くのです。
あの時は自宅のベットの上で泣きました。それまでベットが壊れるほどの
大絶叫の中、日本サッカー界初のワールドカップ出場を信じていました。
それこそ本日会社経営が破たんすると報じられた、東京ヴェルディのキングカズやラモスの全盛期でした。
それが後半のロスタイムで逆転されたのです。『時間が止まる』というのは、
ああいう時だと思います。10秒は止まっていたでしょうか。その後は涙が止まらず、
何もする気にならなかった事を、覚えています。
あれから何年過ぎたのでしょうか?夢のワールドカップへは出場を果たせるようになりましたが、
昨日の試合を見ていて日本チームには気迫が感じられないのです。
あのドーハの悲劇を戦っていたメンバーには、彼らを包む熱い思いと、チームが一致団結する
結束力がありました。応援する私たちにも彼らの心が伝わってきました。
現在のメンバーにはそれが感じられません。個々が個々の主張をしてボールを要求しているようで、
チームでゴールを狙う気迫も熱い心も伝わってこないのです。
何より戦っている時の選手の表情が、みんな怖くて(固まっていて)、躍動していないように感じました。
相手の韓国の選手たちは、みんな生き生きしているのです、伸びやかなのです。
選手全員が大きくピッチを使い、スペースへ走りこむのです。そこへ丁度ボールを放り込む
連携、つまりチームワーク=全員の意識の一致が見られるのです。
どうした日本!私は熱い思いで今でも応援しているのに!
なんとか心を、気持ちを一つにして、伸び伸びとピッチを走り回って欲しい。
心よりそう思います。
そして表題のN先生を私は昨日の韓国戦で、発見してしまったのです。
なんとN先生はついに、ついに、夢に見た代表選手に、ナショナルフラッグを韓国に変えて、
出場していたのです。
その名を「イ・グノ」と変えて!!!!!!!
小学校3年生から始めたサッカーで、ついに召集を受け代表メンバーに成ったのでした。
私は画面を見ていて驚いてしまいました。本当にN先生が走り回っているように見えたのです。
そっくりです。体つきも、もちろん顔も、髪型まで、兄弟かも・・・・・・。
次回からは日本代表では無くて、韓国代表の試合を見たほうが、面白いかもしれません。
是非、ビデオなり、今後の韓国チームを見て下さい。
本当に走り回っています、N先生!背番号は「12」です。応援しましょう?????
ちなみに、先生方の間では、N先生の方が断然カッコイイとなりました。
そして私は、日韓両国の開催となった8年前のワールドカップでは、幼稚園のテレビで日本戦を
観戦し、この時もいい試合をして勝てると思っていたら、後半に追いつかれてベルギーと引き分けたのです。
案の定、机に伏せてホロホロと悔し泣きをしている私に、一緒に見ていた先生方がびっくりして、
「いつこ先生、大丈夫ですか?」と心配してくれたほど、私はサッカー日本代表を応援し、涙もろく、感情人間なのです。
これは仕事上、プラス面もマイナス面もあり厄介ですが、熱い心は失くしたくないと思っています。