新しい環境が始まって怒涛の4月が終わります。
お休みする子も少なく、新入園児さんも進級園児さんも、それぞれのクラスでよく頑張りました。
まだまだクラスから出て来たり、ママーママーと顔中くちゃくちゃにして泣いている子もいますが、
帰る頃には真顔になり、自分の状況を受け入れようとしています。
逆に今までお口を大きく開けて泣き叫んでいた年少さんが、
今日はケロッとして、ルンルンと廊下を歩き自分のクラスに行きました。
いつも心配そうに寄り添っていたお兄さんは呆気にとられ、キョトンとしながら後をついて行きました。
兄の心境は、「人の気も知らないで、いい気なもんだ!」と言ったところでしょうか・・・・。
子どもたちの世界は不思議と魅力に溢れています。
何を考えているのだろう???と思うことは何度もありますが、「自分も確か子どもだったはず」と振り返れば、全ての子が愛おしく応援したくなります。
この2週間でせっかく幼稚園のリズムが出来上がって来たのに、
ここで大きな連休です。また元の心理状態に戻ることが往々にしてありますので、
もう一度初めからやり直し。でもそこは幼稚園生に成ったのですから、芽生えた自立心にも期待しましょう。
もちろんお仕事の方もたくさんいらっしゃると思いますが、
子どもたちは疲れた体を休めるいい時間でもあります。
子どものペースを守って、上手に連休を使ってください。規則正しい生活が何より大事。
無理な計画で次の登園日にはぐったり・・・、なんていうことが無いように楽しい時間を過ごしてください。
くれぐれも事故に気を付けて。お子さんの所在は必ず把握し、野放しにしないこと。
乳幼児期の事故の一番は、実は家庭内で起きていますよ。
どうぞ怪我や事故に気を付けて、5月7日に登園してください。
7日は引き渡し訓練をいたします。
大きな災害時に備えての降園方法を一度やってみますので、ご協力ください。
私は渡る野鳥たちをあちこちで観察しようと思います。
幼稚園のお山も見回りながら静かに過ごす連休です。