月曜日はいろいろな事件が起こる。
特にお山ではそこで暮らす生きものが土曜日、日曜日と二日間で子どもたちの知らない世界が展開されていることがある。
そんな一幕が今日はグラウンドで起きていた。
キジバトというお山を棲みかにしているハトが、なんと無残にも首を取られて死んでいたのである。
大騒ぎをする子どもたち。
規制線を張って現場に入らないようにすると、必死でアナウスを始める子どもたち。
自然界の生きものに事件が起きることは子どもたちには好奇心の何物でもない。
(まったく無関心な子もいますが・・・・^^:)
これはきっとタカ類の仕業だろうと淡々と話しをする。
自然界で命の果たしてどうなるのだろう・・・・。
今日の外集合ではこのキジバトがどうなったのか、そして誰が命を受け継いだのかを話した。
お腹を空かせたタカが、上空からブランコ周辺を歩いているキジバトを見つけて急降下。
タカは上手くハトを捕らえて空腹を見たした。
キジバトは不運にもタカに捕まってしまい命を落とすことになりましたが、タカの命を救いました。
食べる、食べられる世界の話が少し伝わったでしょうか。
「かわいそう」と言う子がもちろんいました。もちろんキジバトは残念でした。
しかし生きるとはこういうことで、私たち人間も動物のお肉をを食べている分けです。
子どもたちには、「みんなは誰かに食べられちゃうことはないけど、毎日ご飯を食べているでしょう。事故でけがをしたり、病気になったりしないように注意して、元気に幼稚園で遊ぶんだよ」と話しました。
ハトの死から何を感じたでしょうか。生きているものは死んでしまう時が来ることも感じたでしょうか。
今日は午後も飛べないで羽をバタバタさせている同じキジバトが池の縁に居て、これを見つけてまた大騒ぎ!
これはノネコの仕業かも知れないので少し注意してお山を見回りましょう。
野良猫です。本当に厄介な生きものです。誰にも管理されていない、野生の生きものではない猫。
これがノネコです。猫なので猫としての本能を持っています。
よって野生動物の鳥を襲うことがあります。主に運動や遊びとして野鳥を襲うのです。あまり好んでは食べません。
小鳥やヒナ、卵を食べるノネコもいますので日本全国で問題になっているのがノネコです。
そんな現象もどうぞ知っておいてください。