< シンポジウムで講演しました >

日本教育新聞という幼稚園から高校までの教育に関する話題を扱った新聞に掲載されました。

去る12月1日に池袋にあるシビックセンターで開催された国際シンポジウムです。

多くの関係者と交流を深め、文科省への要望書提出にもこぎつけました。

電子機器に囲まれ、コンクリートに覆われた社会で暮らす子供たちに少しでも土の香り、生きものの息遣い、植物の香りやその成り立ちなど、肌で感じてくれる、またそのような時間を幼稚園や小学校で取り入れる事を期待します。

どこかで自然環境での体験を記憶に残しておかないと、日本人はこれからどうなってしまうのか・・・・。

国の進める教育の在り方に一石を投じ、見直しを希望します。

< 良かったね、プレゼント >

子どもが大人に守られて安全で健康に育つ環境は本来は当たり前ですが、

そうならない子どもたちが国内外にたくさんいることを思うと心が痛みます。

今日はクリスマス会。コーラスグループの皆さんと一緒に歌を歌い、作ったカードを見せ合い、お部屋にはこっそりプレゼントが置いてありました。

当たり前のようですが、この平安と安心は何物にも代えられないでしょう。

サンタさんはちょっと変でしたが・・・・・。

大人や周りの人に温かくされ、楽しさを共有する体験があれば、子どもたちはその記憶を支えに成長していきます。

暴力、貧困、戦争、飢餓ととんでもない環境にさらされている子どもたちが多くいることを見聞きすると、

クリスマスやお正月くらいはそんな環境下に居る子どもたちにも平穏と安らぎがやって来ることを望まないではいられません。

ご家庭での温かい団欒も大切にし、子どもが育つ環境について心を寄せてみてください。

朝からお子さんとけんかをせず、子どもの精にして走り去るように仕事に出かけるのではなく、

「行ってらっしゃい」と言って抱きしめてあげれば子どもは幸せに包まれるはずです。

小さな平和を毎日繰り返していくことが、大きな幸せにつながります。今日のごめんなさいが明日のありがとうに繋がります。

朝からお子さんを叱ってしまったお母さん、一言子どもに、「叱ってごめんね」と言ってみてはいかがでしょうか。

今週で冬休み前の活動が終わります。風邪を引かないように気を付けて、

年末を迎えましょう。相変わらず嘔吐熱が出ています。

インフルエンザは出ていません。

手洗いうがいは大人も大事ですよ。

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 17:55

< 感謝して50年 >

ながつた幼稚園が50年の創立を迎え、式典も無事に済ませました。

多くの方が心を寄せてくださり、創立から今日までの歩みも思い返すことが出来ました。

次の日々をまた懸命に刻んでいきます。ありがとうございました。

午前と午後でご披露したビデオを皆様にもご覧いただく機会を設けたいと思っています。

幼稚園の歴史と在園児のあれこれです。10分程度のビデオです。

また追ってお知らせします。

今後共よろしくお願いいたします。

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 13:44

< ナミアゲハの怪 >

12月に20度を超える温度では、やはりこの星の気候変動を考えざる負えません。

アメリカの大統領は地球温暖化をでっち上げと言いますが、

実際小さな生きものの世界では、異変が起きているのです。

今日ナミアゲハが飛ぶ姿を見ました。

グラウンドにビワの木があり今満開の時期を迎えていて、小さなハチやハエやメジロがこの時期の数少ないご馳走を楽しんでいます。

その中に春から夏の真っ盛りにみられるナミアゲハを見たのです。

どこから現れたのでしょう???この暖かさで羽化の時期を間違えてしまったのでしょうか???

もしこのような事態が頻繁に起きると、自然界のシステムがガタガタになってしまいます。

全ての機能は何らかの関係性を持って繋がっているので、一つ一つこの循環から外れていくと、私たちの生活も成り立たなくなります。

ナミアゲハは何かを訴えたのかもしれません。

どうなるのでしょうか、これからの地球環境・・・、なんだか怖い気がします。

 

 

< ユリカモメがやって来た >

あっという間に今年も残すところ1カ月となってしまいました。

本当に1年は早いですね。先生稼業はますます忙しくなる師走です。

ある方から聞かれました。

「先生、田奈駅の近くの川にカモメがたくさんいるんですが、カモメですよね?この時期にカモメがいるんですか?!」

はい、そうです。カモメですが、ユリカモメという日本で冬を過ごす小型のカモメです。

皆さんカモメと聞くと夏の海をイメージされるかもしれませんが、実はカモメたちはその多くを冬に見ることが出来る種類なんです。

毎年日本沿岸に越冬に飛来し、この種は河川を中流域まで遡ることがあります。

毎年恩田川には12月から2月ごろまで少しずつ場所を変えて見られます。

おしゃれでしょう!くちばしと足が赤いんです。

そしてカモメに似合わずお顔がかわいい^^;

頬に黒い斑があるのもチャームポイントです。

寒々しい師走の川でちょっとほっこり出来る野鳥の姿を優しく見守ってください。

決して餌付けしようなんて考えないこと。

近所のおじさんやおばさんが時々パンの耳を投げ与えていますが、これは野鳥を見る時のルール違反です。

気を付けてください。

幼稚園でお腹の風邪で休む子が多くなってきました。

インフルエンザンの感染症は出ていません。

明日は開園記念日です。今年は50年の式典を土曜日の8日に行いますが、先んじて在園児さんには明日、記念品を持ち帰ります。ご家庭で記念誌をめくっていただき、お菓子を召し上がってください。

 

< お天気に恵まれました >

今日の作品展はお天気に恵まれて大変和やかに終了しました。

多くの方にお越しいただき、楽しんでいただいたようです。

子どもたちのダイナミックな作品と、日頃あまりお話し出来ないバス通園の保護者の方々にも、いろいろと普段の様子を伝えられたのではないでしょうか。

生きもの抹茶館ではまず木の香りに心を癒していただき、木造建築が醸し出す温かみや穏やかさを感じていただけたようです。

卒園児の子どもたちにも多く出会い、私も楽しかったです。

父母の会さんのバザーも3階に移動したのでお客さんが来るか心配されていたようですが、

日が良く入り暖かな部屋でのバザーは活気があって盛況だったそうです。

準備や片付けで毎日のように足を運んでくださる役員さん、本当にいつもありがとうございます。お疲れ様でした。

今日は絵本の読み聞かせに、私がクラス担任だったころの現在お父さんで、娘さんと一緒に話を聞いてくれた方がいて、

何だかこちらがドキドキしてしまいました。

またお父様で私のファンだという方にお目にかかり、恐縮至極です。

そして極めつけは、年少さんの男の子にプロポーズされたことでしょう。

今日も絵本の読み聞かせでは私の横にちょこんと座っていました。

こんな触れ合いをこれからも大切にし、多くの方に選ばれる幼稚園を目指します。

 

< 運用始まりました >

生きもの抹茶館と名付けた施設の運用が始まっています。

朝とお昼の遊び時間や、生きもの観察会でのデビュー、そしてお茶の稽古を茶室で行いました。

園舎の新築当時は茶室が園舎内(現長津田プロジェクト職員室)にきちんとあり、個室での静かなお稽古がありました。

あれから28年経ちました。静かで落ち着いた茶室での時間が再開で来ました。

子どもたちも、講師の先生方も思ったより上手に使い熟していて、一安心です。

作品展では模擬茶会として参加希望の方をお通しします。

また夏休み中の観察レポートも張り出しますのでどうぞお立ち寄りください。

水疱瘡が発生しました。インフルエンザ系は出ていません。嘔吐風邪が流行っていて、発熱はないが嘔吐して具合が悪い子が出ています。

どうぞ気を付けてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 16:36

< 業績が水の泡に・・・ >

カリスマ性のあるリーダーは決断力の速さと容赦ない改革で大きな企業を救ったのに、

権力欲が強く物を言わさぬワンマン振りは随分以前から問題になっていたようです、

何が彼をそうさせたのか・・・・、

人としての資質があまりの大企業の経営の中で歪められたのか・・・。

残念だし、情けないし、毎日を懸命に仕事に従事している私たちからは、

到底及びもつかない所得の中の闇ですね。

日産・ルノー・三菱の再びの、本当の社命と社会貢献が輝く時を期待しましょう。

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 16:52

< やっぱりタカでした! >

昨日のキジバトを食べた正体は、やはりタカでした。

それもオオタカの若鳥の様です。本来仕留めた獲物はその場から持ち去り、お気に入りの場所で食べるはずが、

キジバトを持って飛べなかったのか、その場で調理して食べていて、諦めて置いて飛び去った、こんなシナリオだったかもしれません。

日曜日に指導に来ていたプロジェクトの和田先生が撮影していました。

和田先生、朝のうちに教えてくださいよ。このキジバトの顛末をさんざ思案してしまいました。

お山の池につかるキジバト。花壇によく訪れるキジバト。

いつも幼稚園のグラウンドをお散歩していたキジバトがやられてしまったようで、やはり悲しいです。

< 命の行方 >

月曜日はいろいろな事件が起こる。

特にお山ではそこで暮らす生きものが土曜日、日曜日と二日間で子どもたちの知らない世界が展開されていることがある。

そんな一幕が今日はグラウンドで起きていた。

キジバトというお山を棲みかにしているハトが、なんと無残にも首を取られて死んでいたのである。

大騒ぎをする子どもたち。

規制線を張って現場に入らないようにすると、必死でアナウスを始める子どもたち。

自然界の生きものに事件が起きることは子どもたちには好奇心の何物でもない。

(まったく無関心な子もいますが・・・・^^:)

これはきっとタカ類の仕業だろうと淡々と話しをする。

自然界で命の果たしてどうなるのだろう・・・・。

今日の外集合ではこのキジバトがどうなったのか、そして誰が命を受け継いだのかを話した。

お腹を空かせたタカが、上空からブランコ周辺を歩いているキジバトを見つけて急降下。

タカは上手くハトを捕らえて空腹を見たした。

キジバトは不運にもタカに捕まってしまい命を落とすことになりましたが、タカの命を救いました。

食べる、食べられる世界の話が少し伝わったでしょうか。

「かわいそう」と言う子がもちろんいました。もちろんキジバトは残念でした。

しかし生きるとはこういうことで、私たち人間も動物のお肉をを食べている分けです。

子どもたちには、「みんなは誰かに食べられちゃうことはないけど、毎日ご飯を食べているでしょう。事故でけがをしたり、病気になったりしないように注意して、元気に幼稚園で遊ぶんだよ」と話しました。

ハトの死から何を感じたでしょうか。生きているものは死んでしまう時が来ることも感じたでしょうか。

今日は午後も飛べないで羽をバタバタさせている同じキジバトが池の縁に居て、これを見つけてまた大騒ぎ!

これはノネコの仕業かも知れないので少し注意してお山を見回りましょう。

野良猫です。本当に厄介な生きものです。誰にも管理されていない、野生の生きものではない猫。

これがノネコです。猫なので猫としての本能を持っています。

よって野生動物の鳥を襲うことがあります。主に運動や遊びとして野鳥を襲うのです。あまり好んでは食べません。

小鳥やヒナ、卵を食べるノネコもいますので日本全国で問題になっているのがノネコです。

そんな現象もどうぞ知っておいてください。