< 残暑お見舞い 猛暑上げます。 >
古民家に泊まることになり1泊したのですが、
もちろんエアコンも扇風機も無い一晩は、久しぶりに汗だくの夜となりました。
トイレも遠く、水もあまり流れず、バケツで水を汲んできて自分で流すのです。
トイレまでの廊下には、本来外にいるはずのいろいろな虫たちが、まるで我が家のように^^;普通に飛び回っていました。
近代機器・設備のない昔ながらの家の生活が、いかに大変なことか・・・。
と言いますより、現在の生活環境がいかに快適で恵まれているか、でしょう。
都会のトイレはほぼ洗浄機能付きウォシュレット。
大抵の施設にはエアコンが付き、寒いくらいに冷やされています。
しかしこの家は古民家伯を経験できるようになっているので、現代の快適な設備は有していません。
その昔私がクラス担任をしていた時の夏のキャンプに引率した時は、
私の班の部屋にはいろりがあり、誰か一人が歩くと灰がホワホワと舞い上がる始末。これにもさすがに頭を痛めたことを思い出しました。(今から30数年前のこと!)
その代わり縁側があり納屋があり、吹き抜ける風は汗を乾かし、眼下には緑の田んぼとツバメたち。
斜面の上には丸太で作った椅子とブランコがあり、上空にはノスリの親子が舞うのでした。
どこを良しとするかは人それぞれですが、もし昔のこの生活様式のまま現代に至っていたら、
平均気温が3度も4度も上がることのない、精々30度止まりの夏だったかもしれません。
気が付けば立秋が過ぎ、時に秋の風を感じてもいいはずなのに、秋には程遠い熱風が残っています。
今年もどこまで暑いのでしょうか???
皆様も体調を崩さず、この猛暑を乗り切ってください。