< タヌキ出現 >
お山でタヌキ(ホンドタヌキ)に遭遇するのは3回目ですが、2頭は初めてです。
でも1頭はカイセン(線虫)に犯されていて、体毛がほとんどない悲惨な状態でした。
体も痩せこけていて、本来なら保護して消毒治療を施すと、再びフサフサの毛が生えてくるのですが、捕獲もできずにもう1頭の元気そうなヤツと裏山へ消えて行きました。
夜行性なのでどこかねぐらを探していたのかもしれません。
野生動物にとって冬は受難の季節。特に哺乳類には食べ物の確保が大変困難でしょう。
ましてやこの辺の環境では、分断された薮や山野を道路伝いに移動しなければなりません。
交通事故が多いわけです。
こちらをじっと見つめるホンドタヌキ。
もしかしたらもうすぐ冬も終わるので、体のカイセンが死滅して、自然治癒するかもしれませんが、
なんとか無事に生き延びて欲しいものです。
中央の細長い顔がカイセンタヌキ。隣の丸っこいのがもう1頭のお尻。
元気なタヌキの後ろ姿。
尻尾はフサフサでした。お山でどんぐりたくさん食べればいいのに・・・・・・・・。