< タヌキ出現 >

お山でタヌキ(ホンドタヌキ)に遭遇するのは3回目ですが、2頭は初めてです。

でも1頭はカイセン(線虫)に犯されていて、体毛がほとんどない悲惨な状態でした。

体も痩せこけていて、本来なら保護して消毒治療を施すと、再びフサフサの毛が生えてくるのですが、捕獲もできずにもう1頭の元気そうなヤツと裏山へ消えて行きました。

夜行性なのでどこかねぐらを探していたのかもしれません。

野生動物にとって冬は受難の季節。特に哺乳類には食べ物の確保が大変困難でしょう。

ましてやこの辺の環境では、分断された薮や山野を道路伝いに移動しなければなりません。

交通事故が多いわけです。

こちらをじっと見つめるホンドタヌキ。

もしかしたらもうすぐ冬も終わるので、体のカイセンが死滅して、自然治癒するかもしれませんが、

なんとか無事に生き延びて欲しいものです。

中央の細長い顔がカイセンタヌキ。隣の丸っこいのがもう1頭のお尻。

元気なタヌキの後ろ姿。

尻尾はフサフサでした。お山でどんぐりたくさん食べればいいのに・・・・・・・・。

< 年少さん爆発 >

少し風が冷たく寒くないかと心配しましたが、そんな心配はどこ吹く風。

彼らは4月の入園当初の年少さんとはまるで別人のハシャギよう。

大いに走り、気持ちよく暴れ、早く片付け、しっかり並び、よく会話し、友達を思い、それはそれは進化した年少さんでした。

きっと今日の模様は幼稚園日記へ掲載されるでしょう。

広いこどもの国を縦横無尽に走り回り、他園のお友達にも質問をする度胸も愛嬌もたっぷりでした。

私は送迎のバスで彼らの顔を眺めていましたが、

どの子も満足したような充実した顔をしていました。

秋に行った遠足とは全く違った様子だったようです。

どの先生も晴れやかに帰ってきました。

この時期にミニ遠足は厳しいかとも感じましたが、

豈図らんや!

クラスのまとまりも子どもたちのモチベーションも最高潮のこの時期は、何も考えずただ遊ぶ・走る遠足は年少さんの活動にピッタリだったようです。

怪我や事故もなく無事に帰って来ました。

費用の面でも、お菓子の面でもご協力頂き、ありがとうございました。

おまけ;

帰りのバスを降りる時、添乗の先生が子どもたちに、

運転してくれた園長先生に「ありがとう」って言って降りようね、と言いました。

私は出入り口で降りる子どもを支えながら一人一人のお顔を見ていました。

言葉もとてもしっかりと、「ありがとう」と言って降りていった最後の女の子、

「おはようございます!」ヽ(^^)(^^)ノ

これが年少さんです。

よく出来ました。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類 — itsuko 17:59

< うるう年は1日多くて助かった >

いつも思っていたのですが、今日がお誕生日の方は毎年いつの時点で年齢をカウント(確認)しているのでしょうか?

28日ですか、それとも3月1日ですか?

まさか4年に一度しか年を取らない・・・・・・・^^;

どちらにしても今日は1日多い日で、原稿の締め切りに間に合いました。

2月末日まで!だったので、なんとかまとめ先方へ送りました。

助かった^0^

さて不覚にも体調を壊してしまい、喉を痛めてしまったので説明会ではお聴き苦しい話になってしまいました。

新しいクラスや学年に期待を寄せるところですので、保護者の皆様にもエールをお送りしたいところでしたが、

今ひとつ力が入らず失礼しました。

余計な話ばかりだったかもしれません。(ペコリ)

多くの配布物がありますのでよくお読みいただき、それぞれご準備ください。

明日から3月ですね。いよいよ年度末に向けていろいろな事をきちんと仕上げて行かなくてはなりません。

時間がいくらあっても足りないです。

今日もこの辺で終わり。仕事します。

明日はまた寒いようですから、皆様も体調管理に気をつけてください。

 

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:01

< ひと月早い、おぼろ月夜かな・・・・ >

昨日は満月でした。ご覧になりましたか?

そして月の横には木星がピカッと輝いていました。綺麗でした。

でも空はうっすら霞んでいて、これはおぼろ月夜でしょうか!

そろそろ菜の花も咲き始め、黄色い畑が広がってきました。

ここへ来てまたぐっと寒くなっていますが、空を見上げると春の月。

季節は巡っています。

私のこの冬のイベントの1つが、キンキンに冷たい澄んだ夜空の星を眺めること。

その為にシュラフ(寝袋)も購入し、夏の砂浜に登場するボンボンベットを広げてその上でシュラフに包まれ双眼鏡で空を見つめます。

シュラフの中はポカポカで、登山グッズの優れた機能に感動しながら眺めました。

さすがに2時間じっと眺めていると冷えてくるので切り上げます。

横浜の地では天の川を見ることは出来ませんが、少しだけ仕事を忘れました。

この冬のイベントは、まずまずの体験でした。

「おぼろ月夜」 作詞:高野辰之  作曲:岡野貞一

♫ 菜の花畑に入日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし

春風そよふく 空を見れば 夕月かかりて におい淡し

♫ 里和の火影も 森の色も 田中の小路も たどる人も

蛙の鳴くねも かねの音も さながら霞める 朧月夜

歌ってね^^;

Filed under: こども環境管理士,宇宙,未分類 — itsuko 16:12

< 幼保小交流会 >

緑区の連携事業の今年度の報告会へ行ってきました。

7ブロックの地域に別れ、それぞれの連携学校・園の1年間の関わりを報告しました。

幼稚園から小学校、小学校から中学校は子どもの育ちを互が理解し、スムーズに繋げて行きたいのは共通の認識ですが、

ご存知のように所轄も違えば教育方針やその活動内容も違うのでなかなか難しいのが実情です。

そして昨今の保育園の乱立には閉口するばかりで、

保育園の子が小学校を知りたいと思っても、小学校側だって十数園の保育園とは時間が取れません。

特にこの長津田地域の保育園の増加には驚くばかり。

そんな中、ながつた幼稚園と長津田小学校、そしていぶき野小学校との交流は古くからの歴史があり、お互いのカリキュラムにしっかり入っているので、交流もスムーズです。

先生方も親しく、話も通じやすいというもの。

こういう会へ行くと、益々幼児教育の一元化が必要であることを痛感します。

国の施策がその場しのぎの対処政策であることを感じざるを得ません。

「全ての子に質の高い幼児教育を」の高い目標と実態はかけ離れているのです。

長津田地区はこれも横浜市内でもそうそうないくらいの先生方の夏季合同研修をやっています。

この取り組みは地域の子供たちの安定した育ちの一因となっていると思います。

まっ、それぞれ抱える問題に向き合いながらも、ながつた幼稚園の出来ることを続けていきましょう。

 

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:34

< ニャーの日? >

最近はネコカフェなる奇妙なお店も繁盛しているようですが、

今日は2月22日が「ニャーニャーニャー」と読みなされるようで、

ネコの日らしいです。猫、お好きですか?!

動物は全般に何でも好きですが、お山の周りをうろつく野猫には少々手をやいています。

飼い猫ではないようですが、お山の縄張りを主張するのに毎日のように糞をしていきます。

まったく野良猫には頭を抱えてしまいます。

同時に野鳥を狙って襲うので、可愛いどころではありません。

家猫は犬と同様きちんと人間の管理下で飼われるはずが、野猫はそこから外れているアウトサイダー。

いたずらを咎める飼い主もいないので本当に困っています。

そして同じ猫でも家猫ではなく、大型の猫種をもっと知りましょう。

ライオンからツシマヤマネコまで、世界中のネコ科の動物が絶滅に貧しています。

動物界の頂点に立つネコ科の動物は常に食べ物に窮し、自然環境の変化に命を晒されています。

サバンナのライオンやチーターにヒョウ、ブラジルではジャガー、インドやロシアではトラなどの大型ネコ、そして世界各地のヤマネコはほとんどが絶滅の心配をされています。

家ネコニャーたちはあれやこれやで待遇されていますが、世界の野生猫に注目し、その生息に関心を寄せてください。

私はこれらの大型猫の保護に協力しています。

時々現在の様子や取り組みの報告、生息数の変化や目撃情報が入ります。

家猫とはまったく異なる世界で孤高にくらす野生猫。

どうぞ彼らのことも忘れないでください。

ツシマヤマネコ(環境省対馬保全センター内)

 

 

 

< 卒園式か・・・・・ >

物事をやり終えて終了したことを認められるのは、いくつになっても嬉しいもの。

幼稚園はその経験の最初に当たるのだろうか。

「あなたは学校教育法の幼稚園の期間を終了したことを証します。」

これはこの子の立派な将来を保証する第1歩。

たくさん遊び、たくさん頑張り、たくさん感じた幼稚園。人生の基礎を作ったのである。

今年度から園長職を引き継ぎ、子どもたちの名前をまた一人一人呼ぶことになった。

担任時代を思い出し、なんだか感慨深く、泣きそうになった。

今日の全体練習で年長さんと一緒にやってみたが、

一人一人の顔を見ながら、間違えないようにはっきりと名前を呼ぶ。

改めて教員としての大事な使命だと思った。

笑顔で証書を渡し、送り出そう。

当日もしっかりできるか、今からドキドキしてしまう。

インフルエンザは小康状態。まだクラスで2,3人は休んでいる。

でも爆発的な広がりは収まっているのでこのまま油断なく予防を続けて行こう。

今週もお疲れ様でした。

昨日は年長さんとピューロランドへ行きましたが、本当に疲れました。

子どもたちのパワーにさすがの私もついて行けなくなりました。

やっぱり年を取りました。

おわり^^;

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 17:26

< 雪間草 >

昨日は夜半にチラチラと雪が降りました。

まだまだ寒い日がありますね。

雪間草、これは季語に使われる言葉ですが、雪の間からそっと顔を出す山野草をいいます。

フクジュソウ、セツブンソウ、イチリンソウ、ニリンソウ、キバナカタクリなど。

日本古来の草花はどんなに荒れた天候でもきちんと春を告げてくれます。

1歩、1歩春がやってきます。

・・・・・・もうタイヤをノーマルに変えようかな。

なんて味気ない^^;せっかく心和んだのに・・・・・・。

あすも気温は低めだそうです。健康管理に注意しましょう。

Filed under: こども環境管理士,未分類 — itsuko 17:51

< 春一番とアカガエル >

春一番の嵐と共に、今年は1週間ばかり早くアカガエルが産卵にやってきました。

土曜日の夜4つ、日曜日の夜2つ、今日は6つの卵の塊(卵塊)を確認できます。

昨年の卵よりひとつの塊が大きく、メスの成体が大きくなっていることがわかります。

きっとお山の環境でよく育ち、卵をたくさん作れたのでしょう^0^

今日はうめ組も戻ってきて、みんな元気に登園できました。

欠席は全体で26名、内インフルエンザは9名でした。

雨が降ったこともあり、ウィルスの飛散も少し落ち着いたかもしれません。

これから3月にはアズマヒキガエルもやってきて、お池はにぎやかになってきます。

すみません、お見苦しい私の足先で^^;

大きさの目安に一緒に写しました。(ペコリ)

 

< おなかいっぱい屋 >

「先生は大きくなったら鳥!になりたいんだ。」

「なんで・・・・・」

「鳥は飛べるでしょう。先生空を飛んでみたいのよ。」

「どこでも自由に飛んでいきたいの。」

「ふーーーん」

「Eくんは何に成るの?」

「僕はね、お料理作る人になるんだよ。」

「へーーー、いいね。先生に食べさせてくれる?」

「うん、いいよ。お店の名前も決めてるんだ!」

「何ていうの?」

「お腹かいっぱい屋って言うんだよ。」

「まあ、素敵。いいね、美味しいお料理いっぱいありそうね。」

「そこで先生にご馳走してくれる?」

「うん、いいよ。」

「じゃあ早く大きくなってね^^;」

「はい!」

これは今日のお昼の外遊びの時の、年長さん男の子との会話です。

みんな将来に夢を持ち、淡々と大人になった時を思い浮かべているのでしょうか。

子どもも一人の人格を持った人間です。

個を尊重し、しっかりと人生を見つめてあげましょう。

共感してくれる大人の存在が子どもたちを導きます。

インフルエンザは小康状態のようで、年長さんに多いです。

感染者は増えていません。

うめさんも来週は元気になって来てくれるっでしょう。

明日は低気圧の影響で暖かくなり、風が強まるようです。

一雨ごとに春が来て、カエルも卵を産むでしょう。

生きもの観察会は鳥の観察会です。ひっそりとした林にも鳥たちの息遣いは響きます。

Filed under: 幼稚園活動,未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 14:18